五泉市議会 > 2019-12-04 >
12月04日-一般質問-01号

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  1. 五泉市議会 2019-12-04
    12月04日-一般質問-01号


    取得元: 五泉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-17
    令和 元年 12月 定例会(第4回)         令和元年第4回五泉市議会定例会会議録 第1号               令和元年12月4日(水曜日)                                            議事日程 第1号                   令和元年12月4日(水曜日)午前9時30分開会・開議 第 1 会議録署名議員の指名                               第 2 会期日程について                                 第 3 議長報告                                          (1) 監査報告                                       (2) 専決処分の報告について                                (3) 教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告           第 4 市政一般に関する質問                                                                          本日の会議に付した事件                                   日程第 1 会議録署名議員の指名………………………………………………………………………4 日程第 2 会期日程について……………………………………………………………………………4 日程第 3 議長報告………………………………………………………………………………………4        (1) 監査報告                                       (2) 専決処分の報告について                                (3) 教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告         日程第 4 市政一般に関する質問………………………………………………………………………4       18番  羽 下   貢 君……………………………………………………………4        4番  松 川 徹 也 君…………………………………………………………13        6番  桑 原 一 憲 君…………………………………………………………22        5番  深 井 邦 彦 君…………………………………………………………33       19番  阿 部 周 夫 君…………………………………………………………39        2番  山 田 正 良 君…………………………………………………………46       11番  長谷川 政 弘 君…………………………………………………………53        9番  安 中   聡 君…………………………………………………………60                                            出席議員(20名)       1番  佐 藤 良 徳 君        2番  山 田 正 良 君       3番  波 塚 静 亮 君        4番  松 川 徹 也 君       5番  深 井 邦 彦 君        6番  桑 原 一 憲 君       7番  白 井 妙 子 君        8番  今 井   博 君       9番  安 中   聡 君       10番  佐 藤   浩 君      11番  長谷川 政 弘 君       12番  伊 藤 昭 一 君      13番  佐 藤   渉 君       14番  牛 膓 利 栄 君      15番  鈴 木 良 民 君       16番  熊 倉 政 一 君      17番  剣 持 雄 吾 君       18番  羽 下   貢 君      19番  阿 部 周 夫 君       20番  林     茂 君                                            欠席議員(なし)                                            地方自治法第121条の規定により、説明のため議場に出席した者。  市     長  伊 藤 勝 美 君   副  市  長  五十嵐   明 君  会 計 管理者兼  羽 藤 淑 子 君   教  育  長  井 上 幸 直 君  会 計 課 長  総 務 課 長 併  落 合 英 昭 君   企 画 政策課長  佐久間 謙 一 君  選挙管理委員会  事 務 局 長  財 政 課 長  塚 野   亨 君   税 務 課 長  早 見   裕 君  市 民 課 長  青 木 幸 也 君   環 境 保全課長  五十嵐   剛 君  健康福祉課長兼  廣 田 雅 代 君   高齢福祉課長兼  熊 倉 雅 行 君  社会福祉事務所長             五 泉 地域包括  兼五泉市障がい              支 援 センター  者基幹相談支援              所 長 兼 村 松  セ ン ター所長              地 域 包括支援                       セ ン ター所長  こ ど も 課 長  林   浩 之 君   農 林 課 長  石 川   聡 君  商 工 観光課長  佐 藤   豊 君   都 市 整備課長  塚 野 一 也 君  上 下 水道局長  齋 藤 達 哉 君   教 育 委 員 会  伊 藤 順 子 君                       学 校 教育課長  教 育 委 員 会  松 川 稔 明 君   教 育 委 員 会  山 口 広 也 君  生涯学習課長兼              スポーツ推進課長  公民館長兼村松  公民館長兼村松  郷 土 資料館長  兼 青 少年育成  セ ン ター所長  教 育 委 員 会  鈴 木   寧 君   監査委員事務局長 五十嵐 玲 子 君  図 書 館 長              併固定資産評価                       審査委員会書記  農 業 委 員 会  鈴 木 一 弘 君   消 防 長 兼  羽 下 幸 彦 君  事 務 局 長              消防本部総務課長  消防本部予防課長 長谷川   亘 君   村 松 支所長兼  松 澤 一 則 君  兼 消 防 署 長              地 域 振興課長                                            職務のため議場に出席した事務局職員。  局     長  熊 倉   央 君   係     長  髙 岡 昌 代 君  係     長  宮 内 真 理 君              午前 9時30分 開会・開議 ○議長(林茂君) ただいまの出席議員は全員でありますので、令和元年第4回五泉市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(林茂君) 日程第1、会議録署名議員の指名でありますが、会議規則第88条の規定により、議長指名といたします。  よって、4番、松川徹也君、5番、深井邦彦君、6番、桑原一憲君を指名いたします。 △日程第2 会期日程について ○議長(林茂君) 次に、日程第2、会期日程でありますが、会期は本日より20日までの17日間とし、議事日程についてはお手元に配付の日程表のとおりとしたいと思いますが、ご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、さよう決定をいたしました。 △日程第3 議長報告   (1) 監査報告   (2) 専決処分の報告について   (3) 教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告 ○議長(林茂君) 次に、日程第3、議長報告であります。  監査委員より例月出納検査及び定期監査の結果について、市長より専決処分の報告について、教育委員会より教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告について、それぞれ議長に報告書が提出されました。よって、その写しをお手元に配付してありますので、さようご承知おき願います。 △日程第4 市政一般に関する質問 ○議長(林茂君) 次に、日程第4、市政一般に関する質問であります。  これより一般質問を行います。通告順により質問を許します。  通告1番、羽下貢君。 ◆18番(羽下貢君) おはようございます。12月定例会、改選後初めての定例会ということで、トップバッターとして一般質問をすることになり、大勢のギャラリーを前に非常に緊張しておりますけれども、私は市民の立場に立って市民の声を届けていきたいと考えております。よろしくお願いをいたします。  さて、選挙戦を通して多くの市民の皆さんからさまざまな意見、要望を承ってまいりました。これは、私だけではなく、ここにおられる多くの議員各位がそうであろうかと思います。その中で本当に多くの方々からお声をいただいた2点について、来年度政策に間に合うように質問したいと思います。  1点目、公共交通網の整備計画についてです。これに関しては、過去何度も市民からの多くの意見、要望が寄せられ、また議会でも委員会や本会議で質疑をされましたと申し上げたことが多々ございます。しかしながら、見直しは遅々として進んでおりません。市は、このような現状をどのように把握、分析しているのかをお聞きいたします。そして、市民の要望等は今回の形成計画に反映されているのか、またその計画の進捗状況と基本的な方針は変わりないのかをお聞きいたします。特にこのたびは南部郷総合病院北日本脳神経外科病院が統合され、五泉中央病院として市役所裏に移転をいたします。もう引っ越しが始まっておりまして、6日から診療も始まると聞いております。交通弱者と言われる市街地周辺地域にお住まいのお年寄りは、このままの交通体系では病院にも行けないという状況を憂いております。この不安を払拭しなければ、住んでよかったと言える五泉市などとは言えません。ぜひ市民の声に応えるべきであると思いますが、どのようにお考えかをお聞きいたします。  2点目、公共施設利用料の見直しについてであります。この件についても私を含め8名の議員が通告をしております。それだけ関心が高い案件であるという事象でございます。この事案については、導入時にさまざまなごたごたがありましたが、現在その利用状況、団体等の増減はどのようになっているのかお聞きいたします。勘違いしないでいただきたいのは、市民の皆さんは受益者負担、いわゆる利用料を支払うことに反対をしているわけではないということであります。新しい制度を導入するには、市民に対する丁寧な説明とプロセスが必要となります。今の行政は、さまざまな議案に対して丁寧な説明とそれに伴うプロセス、そして理解していただくという気持ちが不足していると言わざるを得ません。施設利用料については、今年度中は見直しを行わないと言明していると思いますが、来年度はどのような見直しを行うつもりか、またその基本方針はどのようにするつもりかをお聞きいたします。  以上、壇上での質問を終わります。真摯な答弁をお願いいたします。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) おはようございます。令和元年第4回五泉市定例議会をお願いしましたところ、議員各位におかれましては大変ご多用の中ご参集賜りまして、ありがとうございました。  それでは、羽下議員のご質問に順次お答えいたします。初めに、公共交通網の整備計画についてであります。現在五泉市地域公共交通網形成計画の策定を進めており、学識経験者や公共交通利用者、商工団体、福祉団体、バス事業者、行政機関などで構成する五泉市地域公共交通活性化協議会をこれまでに3回開催し、計画の骨子案をまとめたところであります。基本方針といたしましては、将来にわたり安心して快適に生活ができる移動手段の維持、確保を目指すとしております。  次に、これまでにいただきました意見や要望といたしましては、ドライバーの接遇に対する意見、ふれあいバスとJRとの接続改善、乗り合いタクシーさくら号の予約がとれないなどの声が寄せられております。市の対応といたしまして、ドライバーの接遇につきましては運行事業者に聞き取りを行い、必要に応じて指導を行っております。JRとの接続につきましては、JRのダイヤ改正に合わせてふれあいバスのダイヤを改正しているほか、このたびの五泉中央病院の開院に伴うダイヤ改正に合わせ、五泉駅での朝7時台の接続についても、ダイヤを調整いたします。さくら号の予約につきましては、できるだけ希望どおりに予約がとれるよう、運行体制の見直しについて検討してまいります。また、公共交通網形成計画の策定に当たり利用者アンケートを実施しており、その集計結果を踏まえまして、利便性の向上に努めてまいりたいと考えております。  続きまして、村松地域の住民の五泉中央病院への通院でありますが、さくら号とふれあいバスの乗り継ぎがスムーズに行えるよう、ふれあいバスのダイヤを一部改正するとともに、新病院入り口前にバス停を設置いたします。今後も通院される皆様の利便性の向上を図るとともに、公共交通の利用方法について、広報への掲載やさくら号、ふれあいバス車内への掲示による周知を行い、安心して公共交通をご利用いただけるよう努めてまいります。  続きまして、公共施設の利用料見直しについてのご質問であります。本年6月から五泉市公共施設に係る使用料設定に当たっての基本方針に基づき、これまで無料で貸し出していた施設につきましては、受益者負担の原則により施設を利用する人から応分の負担をいただくこと、また全額免除となっていた利用団体につきましても、減免基準の見直しにより一部有料化を実施したところであります。そこで、6月から10月までの主な施設の利用状況といたしましては、総合会館の利用回数は前年と比較して573回減の2,960回、利用人数で4万1,721人減の9万5,149人となっております。村松体育館ほか体育施設の利用回数は220回減の3,165回、利用人数では3万8,430人減の9万390人となっております。学校開放施設の利用回数は、550回減の3,674回、利用人数では338人減の6万1,173人となっております。また、さくらんど会館におきましては、昨年改修工事期間がありましたので、一昨年との比較となりますが、利用回数は149回減の864回、利用人数では5,623人減の2万6,711人となっております。  次に、今後の見直しについてでありますが、利用者からのさまざまなご意見を踏まえ、総合会館や村松体育館のジョギングコーストレーニング室、市民プールや村松プールなどの個人利用につきまして、回数券等の導入を検討しているところであります。なお、使用料及び減免基準につきましては、社会経済情勢や住民ニーズの変化等に応じて定期的に見直す必要があると考えておりますので、市民、利用者、また議会の皆様のご意見をお聞きしながら、今後も調査研究を進めてまいります。  以上であります。 ◆18番(羽下貢君) それでは、1点目の公共交通網について詳しくお聞きをいたします。  まず、現在のマスタープランが旧法の地域公共交通総合連携計画ということですが、新しくなりまして、今度は交通網形成計画ということになったためにマスタープランという位置づけになると思いますけれども、旧マスタープランでの達成状況とその評価はどのように考えておりますか。 ○議長(林茂君) 佐久間企画政策課長。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 旧プランの連携計画の検証でございますけれども、公共交通の協議会において、毎年実施しているものと今回新しい公共交通網計画を策定するに当たりまして、市民へのアンケートですね、それを実施したほかですね、利用者へのアンケートをとって、今回の公共交通網の計画に活用しているところでございます。 ◆18番(羽下貢君) 今後に向かっての話はまだわかりませんけども、今私が聞いているのは、今現在のマスタープランでの達成状況とその評価をどのように担当課としては考えているか。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 達成状況の関係でございますけれども、利用してもらっての公共交通機関でございますので、目標に対してどの程度の利用があったのか、あと利用者の満足の関係がございますので、利用者の満足につきましては、それこそご意見、要望等をアンケート等でいただいておりますので、集約しているとこでございますし、あと利用回数とですね、お客さんの数等については、毎年ですね、集計しておりますので、そちらについては達成状況を今確認しているところでございます。 ◆18番(羽下貢君) まだ評価が定まっていないというふうに今の答弁で認識をしましたけれどもですね、それでは今市長答弁で基本方針として安心して快適に生活できる交通手段の維持、確保ということでありましたけれども、新マスタープランについても同じような方針でいかれるというか、その対比はどのようになっているんでしょう。
    企画政策課長(佐久間謙一君) 旧計画との基本方針の変更点でございますけれども、基本的にはですね、今議員がおっしゃるように市民の皆さんが安心して気軽にですね、移動できる交通機関をというふうな基本方針になっております。 ◆18番(羽下貢君) もう一つ、旧マスタープランの関係でですね、この公共交通手段はですね、まちづくり、観光振興等のさまざまな分野での連携もということであったと思いますけれども、その点はどのようにお考えですか。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 旧計画ではですね、それこそまちづくりでありますとか地域活性化の関係とかをうたっているわけでございますけれども、現在において実際には利用される方は通院、通学、あるいは買い物などに利用されているケースが多いのでございますけれども、今後については複合施設の建設、それから病院については場所が移りますけれども、そのまた足の確保というような点でですね、また新しい公共交通網の形成計画のほうにですね、その部分をですね、掲載していく考えでございます。 ◆18番(羽下貢君) それはですね、必ず新マスタープランに掲載して実施をしていただきたいと、これは要望しておきますけれども。  続きまして、今作成中の形成計画、新マスタープランでありますけれども、なかなか五泉市も広うございまして、地域集落のほうに行くと交通手段がないという現状とですね、その問題点は協議会としてどのように話し合われていますでしょうか。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 課題といたしましては、今基幹バスですね、ふれあいバスと、あと周辺地、集落と市外地を結ぶデマンドタクシーでつないでいるわけですけども、一番やっぱり多いのがさくら号とふれあいバスの乗り継ぎであるとか、あとさくら号の基本的なエリアがあるわけでございますので、そちらの撤廃といいますか、そういったものですね。あともう一つ課題としてはですね、運行事業者に対するですね、端的に言うと運転手さんへの接遇への苦情等ございますので、その辺はですね、網羅したいというふうに考えております。 ◆18番(羽下貢君) とにかく問題点はですね、利用される皆さんのいわゆる需要と、交通手段の提供、いわゆる供給のギャップがまだ大きいと。ですから、利用者の方々からさまざまな意見、もっと簡単に言うと苦情が出ていると、こういう私はことだろうと思っております。じゃ、その課題をどのように解決していくのかということでありますけれども、今課長が答弁されたとおりですね、とにかく問題点、先ほど答弁にもありましたけれども、問題点はですね、まず基幹バス、循環バスですので、ぐるぐる、ぐるぐる大きく回っている。それがとにかく時間がかかる。JRとの接続がないことがある。これはもう本当に言語道断でして、JRがダイヤ改正した場合ですね、通勤、通学の時間帯は接続がない、もしくは大きく時間が狂うということは、非常に利用者にとっては不便であり、利用しなくなる。先ほど課長が答弁されたとおりですね、利用されて何ぼのものですから、ただ提供していればいいというものではないと、こう思っております。  もう一つ、運転手の態度に対してはですね、普通の民間のバス、デマンドタクシーもそうですけど、タクシー、お年寄りが大きな荷物を持っていたり、体がちょっとご不自由でつえをついておられたり、動きが不自由だと、民間のタクシーの運転手さんはお手伝いをしてくれたりするわけですね、丁寧に。それがですね、苦情の範囲で、もう本当に何もしないし、早く乗れというような態度をとると。もうとんでもない話。これは、本当に事業者の方にね、きつく言っていただかないとですね、ただ聞き取りをして指導しています、これも何度も、もうずっと何年も言われてきた話で、それがまだおさまっていないというか、解決されていないということはとんでもない話なんですよ。そういうことで利用をだんだん、だんだんしづらくなる。  もう一つは、デマンドタクシーのほうですけれども、予約がとれない。なぜ予約がとれないんでしょうか。当然需要と供給の関係で、デマンドタクシーの台数が多分少ないんだと思うんですけれども、今デマンドタクシーって何台運行されているんですか。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) デマンドタクシーさくら号の台数でございます。さくら号については、全部で7台ございます。 ◆18番(羽下貢君) 7台の運行でですね、予約時間が決められておりますけれども、こういった中でですね、予約がとれない。でもですね、乗っている方から話を聞くと、いや、ずっとあいているよという話もされる。予約がとれないのにあいている。どうしてなんでしょう。だから、今1カ所、社会福祉協議会でしょうかね、そこで電話を受けておりますけれども、そういったシステム上の欠点があるんじゃないかと私は思っておりますけれども、いかがでしょうか。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 今さくら号のお断りのお話がありました。現実問題お断り申し上げる件数があります。それで、そういった場合はですね、次の便とかいうふうなことになるわけですけれども、実際やっぱり需要が多い時間帯についてお断りを申し上げる場合がございます。それについては、運行エリアあるいは運行時間ですね、エリアの中で例えば集落から市街地へ向かう時間の中で何人乗せられるかというような部分がございますので、それがお断りの件数につながっているものでございます。 ◆18番(羽下貢君) 7台しかない。今のところですね、運行台数が7台ということで、当然乗られる人数は決まってきます。それはわかります。私が今言ったのは、まず乗り合いタクシー、いわゆるデマンドタクシーの台数が少ないんじゃないかと、解決するためには。そして、もう一つ、1カ所でやっている予約というシステム自体がうまく作用していないんじゃないかと思います。特にですね、タクシーの場合はですね、もう何時って予約をすると、例えば病院とかに行っているとですね、一応病院も今予約制で、何時からといいますけれども、あの予約時間は当然まんぱちでですね、1時間延びたり、3時間延びたりする。ところが、デマンドタクシーは何時に来てくれと予約をするので、行くともう間に合わないから何とかしてくれとか、いや、もうこれはいいからといって、タクシーに乗ったり、タクシーをキャンセルしたりするという、こういう話はよく聞きます。ですから、時間どおりに運行しなければならないという、そういった状況もわかりますけれども、先ほども申し上げたとおりですね、利用者あってのこういうサービス、公共サービスでありますから、その点をですね、このたびの形成計画にはしっかりと協議会とですね、業者と議論してですね、市民の苦情が出ないようにしていただきたいと、このようにお願いしますけれども、まずその点を1つ。市長かな。市長答弁。 ◎市長(伊藤勝美君) デマンドタクシーさくら号とですね、ふれあいバスは、市民の皆さんにおおむね理解されて、順調に運行しているところでございます。人口減、高齢者の皆様がお亡くなりになったり、そういう形でですね、微減ではありますけれども、おおむね良好に運行しているところでございます。今のお話でございますが、デマンドタクシーさくら号におきましては、おおむね30分という運行時間がございまして、そこに迎えに行くと、30分以上かかると次の運行に支障を来すということで、乗る人間は乗れるんですけれども、時間がクリアできないということがおおむねの、キャンセルといいますか、お断りしている現状だと思っています。台数をふやすということも一つの案だと思っておりますし、またなかなか、ご承知のとおり、運行業者、事業所におきましては運転手の確保という、この件と、また確保することにおいての、またその事業者のですね、夜間の運行とか、デマンド、これは夜間は運転できないわけですので、そういった事業所の経営状況、そういったことも勘案しながら、市民の要望に応えるべく検討させていただきたいと思います。 ◆18番(羽下貢君) それからですね、デマンドに関してはですね、11時半の予約がないということで通告しておいたはずですけれども、これはどうしてでしょうか。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午前 9時56分 休憩                                                      午前 9時56分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) お昼の時間帯でございますけれども、こちらにつきましては事業者のお昼の休憩時間ということで時間があいているものでございます。 ◆18番(羽下貢君) 何のために運行しているんですか。まず、その点を考えていただきたいというのと、今市長答弁にありましたとおり、いいですか、30分単位での利用を考えていると、運行を考えているわけでしょう。11時半でしたら12時じゃないですか。きっちり、きっちりとは当然いかないですけれども、11時半というと特に利用が多分多いと思うんですよ。ところが、これがだからないということでお声をいただいて、いわゆる不満があるというところだと思うんですけれども、今の理由だとね、多分納得できないと思うんですけれども、その点に関してもですね、ぜひとも協議会で業者の方々とご相談を願いたいと、こう思います。  もう一つ、最大の乗り合いタクシーデマンドタクシーの不満はですね、エリアだと、こういうことですね。これをとにかく撤廃してくれないか、この病院が移転するについてで、特にそのお声がですね、切実に私たちに届いているということでありますけれども、料金は当然もっと上げても構わないんです。先ほど答弁にもありましたとおり、市もですね、デマンドタクシーとふれあいバスの利用のためにダイヤを改正したりして、こうやってホームページにも出していますけれども、やはり乗りかえというのがお年寄りにとって非常に大変で苦痛だということですよね。聞き取りのときも言いましたけれども、さくら号とふれあいバスで、例えば8時の便だとですね、村松駅8時30分、村松発が8時33分。3分しかない。お年寄りで足が不自由だと非常に厳しいんじゃないでしょうかね。こういったことも、これを利用してくださいと言いますけれども、もう少し利用しやすいダイヤ改正等にしないとお年寄りは大変だし、病院に行くにも本当にお金が、これに乗れないとお金がかかって大変だと。田舎に行けば行き帰りでもう5,000円以上かかると。そんなお金はない。もう死ねということだと、言葉悪いですけどね、そういった声が本当に我々に届いているということで、この点、エリアの撤廃、どうしてもだめであれば病院に行くことだけの限定エリアの撤廃等々を議論していただきたいし、マスタープランにきちんと記載していただきたい、こう思いますけれども、この点は、まず担当課長答弁。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 今議員おっしゃられるように、完全なエリアの撤廃というのはなかなか難しい点がありますが、施設の行き来においては、余り時間を超えるようなのは別ですけども、そちらについては考慮していきたいというふうに考えております。 ◆18番(羽下貢君) 担当課はそのように考えておるということですけど、市長はいかがですか。これ決断は市長ですからね、当然。 ◎市長(伊藤勝美君) エリアの撤廃は、開設当時からですね、運行当初からの大きな課題でございました。大蔵地区が両方にエリアとして行けると、昔からの商圏が村松地区にあったということで、それを考慮されたということでございます。いろいろエリアの撤廃等ありますけれども、また時間の配分とかですね、大きな課題もございますし、またタクシー事業者の経営という、全て公共で、市でタクシー運行せよということとすれば可能かと思いますけども、なかなかそれは難しいと考えております。最低限のエリアをつくってですね、バスとタクシーと上手に使っていただいて自分の目的を達していただきたいということを、この改正については十分検討させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◆18番(羽下貢君) 全てのエリアを、だから撤廃してくださいということは申し上げません。今言ったように病院にだけ行けるというような限定、要は解除を考えていただきたいと、こういうことであります。業者もですね、市から要請をされればそんなにむげに断れないと私は思いますけども、それはだから市長、副市長の決断でありますから、その点来年度までにできる形成計画にぜひとものせていただきたい。きょうやりますとかやりませんとか言質をとるのは大変ですので、あと何カ月かありますから、その点十分熟慮をしてですね、考えていただきたいと、こう思います。  あとはですね、時間がありませんので、次、公共施設の利用料の見直しでありますけれども、まず各担当課、体育施設、文化施設、福祉施設の担当課の課長に聞きますけれども、6月から10月までという数字で資料を出していただきたいというふうにしていただいておりますけれども、この増減についてどのように分析をされているか、各担当課長にお聞きをいたします。 ○議長(林茂君) 松川生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(松川稔明君) 人数の増減については、その時期、時期で大きなイベント等があったり、昨年はあったり、ことしはなかったりというのがありますので、おおむね推移しているのかなというふうに分析しております。件数については、今まで無料で10回申し込んで10回とも申し込んでいたんですが、適正な利用に進んで、料金がかかるということで8回にしたというふうな形で分析しているところでございます。 ○議長(林茂君) 山口スポーツ推進課長。 ◎教育委員会スポーツ推進課長(山口広也君) うちの所管の施設につきましては、総合会館及び体育施設、あと今回学校開放のところがございますが、総合会館につきましては利用者数が延べ人数で昨年の同時期と比較をいたしまして3割減という形となっております。また、体育施設のほうにつきましても同様に3割減。学校開放につきましては、昨年とほとんど変わらない状況で、99%ということで今現在出ているような状況でございます。 ○議長(林茂君) 鈴木図書館長。 ◎教育委員会図書館長(鈴木寧君) 図書館につきましては、昨年度と比較しまして回数で34回の減、人数では図書館の場合は・・・・          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆18番(羽下貢君) 増減は、数字をいただいているからいいんだ。だから、どうして減ったか、それはどのように分析されているのかと聞いているんだ。例えば一番最初の生涯学習課長は、件数は減ったけれども、利用料を取ったからじゃなくて適正な利用件数になっただけだという分析をされた。それはそれでいいんです、別に。担当課でどのように分析しているかを私は聞いているんだ。数字は要らない。 ◎教育委員会図書館長(鈴木寧君) 図書館につきましては、団体が新たに映画の上映を行っているようなこともございますし、昨年は実施しなかった展覧会を実施しているようなこともありまして、それぞれの団体の利用状況によって変わってきているというふうに考えております。 ◎教育委員会スポーツ推進課長(山口広也君) 総合会館のほうにつきましては、社会教育団体及びスポーツ協会等の使用の関係が減少していることと、また高校生の利用が減ったことにより、このような減少を招いているものというふうに分析をしております。  以上です。 ○議長(林茂君) いや、だから要するに料金取るようになったから減ったということなんだろう。いいですか。  廣田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 私ども健康福祉課は、福祉会館の所管でございます。数字の関係でございますが、6月から社会教育団体が2分の1減免となったところにおきまして、毎日利用だった団体様が使う日数が半減したというところが大きな理由だと考えております。 ◆18番(羽下貢君) 健康福祉課長のような答弁をいただきたかったと、そういうことでありますけれどもですね、要はどうして減ったのかと。それは、当然イベントとか季節等の変動はありますけれども、基本的には料金を取るようになったから減ったと。だから、それは担当課では適正な利用件数なんだという分析をされていると、そういう認識で今受け取りをしました。  ではですね、市長答弁にもありましたけども、今後の見直しということで、まず体育団体等々に何か意見を聞きましたか。まだか。 ◎教育委員会スポーツ推進課長(山口広也君) 今回の6月以降、スポーツ団体に意見を聞いたかと申しますと、その辺のところは聞いていないところでございます。 ◆18番(羽下貢君) もう12月であります。2月定例会、いわゆる予算定例会、あと2カ月しかありません。今予算編成で大切な時期なんでしょう。そういった中で、まだ市民の声を聞いていないというのは非常にゆゆしき問題であると。本当にきちんとした見直しができるのかと、こう私は考えますけれども、答弁にあったとおりですね、当初から私が主張していたですね、割引制度とかお年寄りの優待、もしくは無料パス等々ですね、あとは1カ月とか3カ月とか6カ月とか年間パスと、そういうようなですね、とにかく割引制度を設けてですね、市民から利用していただくと。そして、健康を維持していただいて医療費削減に努めるということが一番大切なことであろうかと思います。特にですね、いわゆる100円を入れて券を出してという券売機ですね、あれがとにかく面倒くさいというお年寄りがたくさんおられて、行かないんです。これから冷たい雨、みぞれ、そして雪になってしまうので、外で運動ができません。例えば散歩とかウオーキングもなかなか難しいということになりますので、本来であればこの時期にそういったことをしていただきたいんですけれども、来年度はしっかりとした見直しをしていただいて、市民が健康で明るく生活できるような五泉市をつくっていただきたいと、こう要望して、終わりといたします。 ○議長(林茂君) それでは次に、通告2番、松川徹也君。 ◆4番(松川徹也君) おはようございます。松川徹也、2期目の最初の一般質問をしたいと思います。  まず、その前にこのたびの台風18号、19号で被害に遭われた方に対し、お見舞いを申し上げますとともに、お亡くなりになられた方に心よりご冥福を申し上げます。また、一日でも早い復旧をお祈りいたします。  それでは、議席番号4番、松川徹也、通告に従いまして一般質問させていただきます。近年記録的災害という言葉が日常当たり前のように飛び交う時代となり、市民の皆さんの安全、安心の確保について、さらに対策をとらなければならないと感じています。ことし10月12日から13日にかけて上陸した台風19号では、千葉県や長野県でも甚大な被害が発生し、全国どこでも同様の災害が起きてもおかしくないとまで言われています。五泉市でも人的な被害はなかったものの、さまざまなところで被害があり、公共施設の外壁の損傷、また農作物に関しては、推定ではありますが、2,270万もの被害が確認されました。地震、台風、大雨などの災害に強いまちを目指す、この基本方針を掲げる五泉市において、これからの市民の安全、安心の確保について、次の項目について問います。  市内水害エリアに関する危険エリア、指定区域あるかと思います。そのエリアの数、またそのエリアに対して今後の対策についてお答えください。  避難所の確保についてでは、地域の指定避難所は一体何カ所あるのか、また市内の避難所の確保についてはどのような取り決めがなされているのか。  災害時の警戒本部と地域の連携について。避難勧告が発令されてから、対象地域との連絡、周辺地域と消防団との連携はしっかりなされているかどうかお答えください。  次に、平成27年5月、国では空家等対策の推進に関する特別措置法が施行されました。五泉市でも空き家は増加傾向にあり、空き家調査やその空き家が及ぼす防災、防犯、安全、環境、景観の管理については早急の対策が求められています。損耗状況が非常に悪く、老朽化が著しい物件に対しては、風雨により倒壊や飛散も予想され、ついに先日の台風18号の通過の際には、五泉本町通りの空きビルでも被害が起きてしまいました。これからふえるであろう空き家に対して、市民の安全、安心の確保という観点から次の項目について問います。  現在五泉市の空き家の状況について、その件数、お聞かせください。  実際に空き家にて被害があった場合、その対策についてお答えください。  今後の空き家に対しての課題、その対策、五泉市としての方針をお聞かせください。  以上、壇上より質問を終わります。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 松川議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、洪水浸水想定区域とその対策についてであります。本市では、平成30年4月にハザードマップを作成し、全戸配布しております。1,000年に1度程度の災害規模の降雨を想定した区域を示しており、洪水浸水深、深さでございますが、洪水浸水深、家屋倒壊等氾濫想定区域及び382カ所の土砂災害警戒区域を明記しております。その対策でありますが、ハザードマップ配布時に説明会を開催し、その後町内での出前講座などの実施により、ハザードマップの内容、避難所の周知、自主防災組織の設立のお願いや活動の支援を行い、地域住民の自助、共助を強化できるよう取り組んでいるところであります。  次に、避難所でありますが、現在47カ所を指定避難所として設定し、そのうち8カ所を基幹避難所として指定し、災害に備えております。内訳は、市所管の施設が42カ所、民間団体所管の施設が5カ所であり、災害の状況に応じて避難所を開設しております。  次に、災害時の警戒本部と地域の連携についてであります。本年度は、これまで3回、災害警戒本部を設置いたしました。6月18日に発生した山形県沖の地震では、震度4を計測したためであります。6月30日の大雨及び10月12日からの台風19号では、避難判断水位を越えることが確実となったためであります。6月30日の大雨におきましては、千原水位観測所でレベル3の避難判断水位を越えたため、避難準備・高齢者等避難開始情報を発令しました。また、10月12日からの台風19号におきましても、馬下水位観測所でレベル4の氾濫危険水位を超過したため、避難勧告を発令いたしました。いずれの場合も速やかに防災行政無線及びあんしんメールを使用し、住民の皆様へ周知を図ったところであります。地域との連携につきましては、これまでレベル3の避難準備・高齢者等避難開始情報を発令した際には、関係町内の町内会長へ連絡することで地域での自助、共助の取り組みをお願いしております。また、さまざまな災害の初期段階において、消防本部を通じて消防団とも緊密な連絡がとれる体制としております。今後も市民の皆様から安心していただけるように、万全な体制の構築に努めてまいります。  続きまして、空きビル被害と今後の空き家対策についてのご質問であります。初めに、五泉市の空き家の状況についてであります。平成31年3月末現在の空き家数は873件であります。  次に、被害に遭った場合の対策についてであります。本町通りの空きビルにつきましては、実体のない法人名義で所有者が確知できず、市が緊急対応をせざるを得ない状況であったため、危険箇所への対応処置を実施したところであります。本来であれば個人所有の財産になりますので、建物の所有者が責任を負うことになります。  次に、今後の課題とその対策についてであります。空き家の発生要因は、高齢化の進行や核家族化により、居住者が死亡した場合、市外の相続人が所有者となるケースや、建物が相続されることなくそのまま放置されてしまうケースが多くあります。その結果、空き家が管理不全な状態のまま放置されるなど、空き家の件数は年々増加傾向にあります。平成30年2月に策定いたしました五泉市空家等対策計画に基づき、空き家の発生抑制及び適正管理の促進、空き家バンク制度による空き家の利活用、空き家の一斉調査実施後の空き家数の把握と現状分析など、今後も空き家対策に取り組んでいきたいと考えております。  以上であります。 ◆4番(松川徹也君) 市内の水害による危険エリアということで、土砂災害警戒区域、イエローに色分けされた部分に関しては382カ所というふうにご答弁されましたが、実際ハザードマップを見るとその中の265カ所というのがさらに危険なエリアで、レッドゾーンというふうな指定になっているというのがハザードマップに載っています。また、市長答弁においてその対策についてもお答えいただきましたが、まだまだ不安が拭えない地域がたくさんあるんだなというのを本当に感じています。各地域の公民館などでは、特別警戒区域の危険エリアのマップをですね、公民館に張って、危険の周知を促しているという地域もありますが、そういったまた周知方法をですね、しっかりと推進をしてほしいと思います。  避難所については、47カ所あるということで、公民館や学校など比較的わかりやすい場所に設定されているというのと、当然行動しやすい場所というふうな設定になっていると思います。では、この避難所の設定についてですが、一体誰が決定するということに市としてはなっていますでしょうか。 ○議長(林茂君) 落合総務課長。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) 避難所でございますが、今ご質問いただきましたとおり、市内には47カ所ございます。これにつきましては、議員もお話がございましたとおり、住民の方が一番安心して、また安全に避難できる場所を想定して設定されたものと思っております。開設等につきましては、それをあける等につきましては、災害の状況等によりまして市長がそれを判断して、開設する準備をして、皆様に対して周知を図っていきたいというふうに考えております。 ◆4番(松川徹也君) 市長が決定されるということで、47カ所それぞれの場所で、水害に強い避難所であったりとか、地震に適している避難所であったり、さまざまあると思いますが、全体を見て本当に安全な場所になっているのか、根拠も含めてお答えください。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) 今ほど議員がおっしゃいましたとおり、この避難所につきましてもそれぞれ色がついているエリアに設置されている避難所もございますし、また場所によりましては土砂災害の危険が及ぶところも実際あるのも現実でございます。しかしながら、災害が全て一どきに起きるというわけでもございませんので、その災害、例えば地震、大雨、洪水、風等さまざまございますが、その状況に見合った最適な避難所、またそこに行っていただくのに危険が伴うようであればその開設はできないわけでございますので、住民の皆様が安心して避難いただけるようなところを優先して開設していきたいというふうに考えております。 ◆4番(松川徹也君) 私昨年の10月ですけども、岡山県の倉敷市真備町のほうにですね、西日本豪雨水害のボランティアセンターの視察にちょっと行ってきました。大体2階まで水につかってしまったという住宅にお邪魔させてもらって、その窓をあけるとやっぱりぽっかりと削れた、えぐれた土手が見えたという風景が今でも思い出されますけども、ゆっくり、ゆっくりと水が浸水してくるとばかり思っていたけども、そうじゃなくて逃げる暇さえなかったというふうに言っておられました。今回10月の13日に起きた台風、ちょうど私たち市議会議員選挙告示日でしたけども、私も現場に伺って、想像を絶する水量にただただですね、住民の皆さんも立ちすくむばかりだったというのを拝見しました。より安全な避難場所の確保というのが非常に重要になってきますし、先ほど総務課長おっしゃられた47カ所の避難所、これですね、今後しっかりとした避難計画に基づいて見直しのほうを行っていくおつもりありますでしょうか。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) 避難所につきましては、今後新たな施設ができればそれが対象になる場合もございますし、また今議員がおっしゃいましたとおり、今後の周りの状況、地形とかさまざまな変化に応じまして、避難所も当然それに合わせた対応ということ、見直しということも今後あろうかと思っております。 ◆4番(松川徹也君) では、ことし6月に起きた豪雨について、村松エリア、大変大きな雨がありました。その際にですね、村松地区に発令された警戒内容、防災無線も含めて、その内容ですね、記録ありましたらお聞かせください。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) 6月30日におきます発令内容でございますが、手元に具体的な30日の大雨に関する資料はちょっとないわけでございますが、先ほど市長が答弁させていただきましたとおり、レベル3の判断水位を越えたということで、千原水位観測所でございましたが、出ましたので、それを受けまして避難準備・高齢者等避難開始情報を発令したというようなことがございました。 ◆4番(松川徹也君) 今総務課長おっしゃったとおり避難情報が発令されたということで、その際避難所、たしかさくらんど会館だったと記憶しています。その際ですね、その設置に関しては、もう一度聞きます。どなたの判断のもと、さくらんど会館というふうに決定されましたでしょうか。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) 避難所の開設につきましては、基本的には基幹避難所を一番最初に想定して考えておるのが現実でございます。状況によりましては47の、基幹避難所も含めてあるわけでございますが、災害の状況によりましてはさまざまな避難所を想定いたしますが、基幹避難所ということでさくらんど会館を一番最初に設定するということで、本部長ということで協議させていただいて決定したところでございます。 ◆4番(松川徹也君) この6月の豪雨、避難所がさくらんど会館ということでお話しいただきましたが、実際に避難所行った方、ゼロだったということで聞いています。避難所に全く行かなかったという、そもそもその部分について一体何が原因だったのか、また避難所の開設自体、じゃ適切だったのかというのも検討されましたでしょうか。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) 避難所の開設につきましては、適切だったと思っております。議員がおっしゃいました避難された方が少なかった、またはいないような状況、時間帯もあったということにつきましては、避難に関する情報を発令いたしましても、同様なのが今までもございます。やはりこれは検証が必要でございますし、これは五泉に限らず他市町村でも同じように大きな検討課題ということになっておると聞いております。よそに限らず私どもも自分のことということで、今のような内容については、そのうち、本当に近々中でございますが、町内会長さんからちょっと集まっていただきまして、そこで避難に関します地域の意見なり、また考え方について聞く機会を設けたいなということで今準備進めておりますので、その辺でまた検証も進めていきたいと思っております。 ◆4番(松川徹也君) 避難所というのは、誰もが安全で安心できる場所が確保されているということで、初めてそれで避難行動に移すというわけですので、今回ですね、6月の豪雨においては大蒲原地区のエリアに関して、防災無線やいろんな方法で避難してくださいという発令が出ました。ただ、ちょっとさかのぼりますが、平成29年の夏ですね、能代川で河川の越水が起きましたし、護岸ブロックの崩壊もありました。床上浸水、床下浸水、土間上浸水等、農作物の被害もたくさんありました。そういった大きな被害があった川もまさに避難所の手前に流れている状況があります。たくさんもっと川もあります。牧川もあれば、五部一川もある。いろんな川がありますが、さくらんどに設定するとその3本の川越えていかんきゃねという、これ本当に避難所そこですよと言えるのかというのもやっぱり検証してほしいと思うんですよね。目の前の川本当怖いと言っている方います。そういった避難の方法、設置の場所もしっかりと検討していただきたいと思いますが、改めて伊藤市長にお伺いします。避難所の設置判断基準も含めてこれからしっかりと見直し、取り組みしていかれるおつもりありますでしょうか。 ◎市長(伊藤勝美君) 台風、大雨等、風もそうですけども、大体タイムラインという、3日前から、4日前からこちらに来るよというのわかるわけでありまして、気象庁から、また国土交通省、また新津地域整備部からちゃんとホットラインもありますし、連絡が入ります。いついつ入りますと。ただ、しかしながら連絡はその都度市民の皆様にお伝え申し上げているところでございます。その前にですね、危険になると消防団、レベル3の前にはもう消防団に待機命令が出てですね、消防団じゃなくて水防団と名前変わりますけども、もう待機命令が出ます。水防団が水防、防災の準備に入るわけでありまして、そこからレベル3に行く間に、3のときにはまだ破堤はしていないわけでありまして、おそれがありますよ、高齢者の方は逃げてくださいという発令をするわけでありまして、しかしながら逃げないんです。本当にそれがレベル4、レベル5になって、避難指示までいっても、その時間は今度ずっと連なるわけでありまして、五十嵐川の氾濫のとき、三条の方たちは家でお茶飲んでいたら畳からちゃぶ台がふっ立て上がったと。ふっ立て上がったという言葉ちょっとあれですけども、わからなかったと。でも、逃げてくださいという発令は出ているということでありまして、13日の日もですね、天気は晴れてまいりました。しかしながら、阿賀野川では危険水位が一番ピークに来たのはそのお昼なんです。ところが、みんな避難所から、60人くらいでしたかね、ちょっと数字あれですけども、みんな帰られたんです、朝。しかしながら、危険は12時、お昼が一番ピークだったということを市民の皆さんやはり認識していただきたいという、もしあれがもう1時間も2時間も降られますと、本当に危険この上ない段階に入るわけでありまして、誰も逃げていないわけでありまして、まだ避難勧告が発令中でございます。避難勧告発令中ということは、逃げてくださいという発令ですので、しかし避難所からみんな反対に家に帰っていったと、こういう現実ありますので、市民の皆さんはやはりそれぞれ隣近所、集落で相談していただいてですね、逃げてくださいということを、空振りでもこれはいたし方ないと思っていますので、万全を期して発令をし、災害対策本部、警戒本部を設置して対策、市民の安全に努めてまいります。 ◆4番(松川徹也君) 市民の皆さんが避難所に行ってくれないということで、これ全国的にも課題になっているという話もされました。ここをですね、やっぱり市民任せではなくて、市としっかり連携とりながら、危険度の周知も含めてですね、その対策とってほしいと思います。その中でも大きな原因になっているところでは防災無線という部分、きょうまさに11時、アラートの実験放送もあるようですけども、防災無線についてちょっと質問切りかえていきたいと思います。  今五泉全域に、この本庁の設置も含めて209カ所の防災無線が整備されているということで、この防災無線、まだまだいろんな方からご意見、いろんな問題に対してですね、ご意見あるかと思います。その意見に関して、どんなものが主に上がっていますでしょうか。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) 防災行政無線についてでございますが、市民の皆様からは、状況によって聞きづらい、または音が流れるとか、または共鳴するというようなことでお話を聞いておるとこでございます。 ◆4番(松川徹也君) 避難所に避難してほしいというふうに防災行政無線で発令するわけですね。でも、市民の皆さん、聞こえないと、聞きづらいと言っているんですよ。この聞きづらい、聞こえない、ハウリングするとか、さまざまな要素あると思いますが、それに対してじゃどう対応していこうかという取り組み、今ありますでしょうか。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) ご要望と申しますか、お話をいただきますと、私ども現地に出向きまして状況を確認し、可能なものであれば向きを調整するなり、さまざま方策をとっているとこでございます。しかしながら、例えば災害になりますと、雨、それから風というときに何か鳴っているなということで戸をあけることもできません。ですから、必ず全て聞こえるということは難しいかなと思っております。そこで、何か鳴ったなというとき、何だろうといったときには、あんしんメールもございますし、登録をお願いしているとこでもございますし、また音声テレホンサービスということで私どものほうに電話かけていただければ、同じ内容をお話しすることも、今現在対応しております。また、ホームページでも内容については掲示してございますので、さまざまな手段を用いまして内容を確認していただくということで市民の方にはご理解いただきたいなと思っておるとこであります。 ◆4番(松川徹也君) まさに災害が起きたときに身を守る行動、情報収集、早目の避難というのが本当に大事になってきます。6月の大雨でも多くの方がですね、防災無線聞こえなかった、聞きづらかったと話しています。これに対しての対策、メールなり、あんしんダイヤルでしょうかね、今五泉市だと43―5745という、防災無線の放送内容が繰り返し音声として流れるという対策とっておられると思います。ただ、それすら知らない人もいるんですよね、実際は。ですので、メールであれば携帯持っている人が使えるだろうし、ただ電話番号、インフォメーションに関してはやはり紙媒体で世帯にお配りする、もしくはシール、冷蔵庫に張るマグネット等でしっかり、もし聞こえない際にはここ電話してくれればわかりますよという、そこの対策ですね、しっかりととっていく、このようなお考え、総務課長、ありますでしょうか。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) 今ほどのお話でございますが、広報には今議員がおっしゃるように音声案内サービスということでの掲載もしてございます。また、私どもさまざまな機会を通じまして、出向いたときには、いわゆるあんしんメールの登録のお手伝いをしたりということもやっております。可能な限り私どもも市民の皆様が安心して災害対策ができるように努めてまいりたいと思っておりますし、シールということにつきましては、私どもの町内会は自主的にやっておりますけれども、そのような形で取り組みを進めているとこもありますので、それらについてまた研究させていただきたいと思っております。 ◆4番(松川徹也君) ぜひまずはできるところから取り組みを進めていただきたいと思います。  次に、空き家について質問を切りかえます。空き家については、全国的にも増加しているというのは言うまでもない事実と。今現在873件の空き家が五泉市には存在するということで、この中でも損耗状況、劣化、劣化度というんでしょうかね、A、B、C、Dという区分で分かれていると思います。Aは、比較的まだ安全な状況、まだまだ大丈夫だというレベルですけども、Dになれば定義としては老朽化が非常に著しいという定義になっているかと思います。また、これからDになろうであろう予備軍もですね、たくさん存在しているわけで、それについてなるべくですね、Dの最終区分にならない対策もしっかりととってほしいというふうに思っています。  今回一般質問のテーマにありますように、台風で被害があった本町通りの空きビルと、柳屋ビルですね、被害ありました。このビルについては、特定空き家の指定を受けて、今市として危険対策、応急処置ということで460万円の予算が入っています。また、今回の補正で、150万円の予算で開口部を塞いで安全対策をするんだというふうに今実際動いて、これからですね、動いているということですが、空き家問題ですね、つかさどる環境保全課の課長、まず率直な課長のご意見、この空き家対策についてどう思われておられますか。 ○議長(林茂君) 五十嵐環境保全課長。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 空き家についてございますが、個人の財産ということでありますので、基本的には個人で適正な管理というのが一番望ましいというふうに考えております。 ◆4番(松川徹也君) 平成29年の12月でしたでしょうか、空家等対策協議会というのが開催されていると思います。いろんな専門家が来られたということで、弁護士であったり、土地家屋調査士、建築士であったりというさまざまな専門家のメンバーが空き家の対策についてご意見を出され、またこれからの空き家に対しての五泉市の方針を示されているというふうに私想像しますけども、どんな意見上がっていますでしょうか。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 29年度につきましては、今ほど議員が言われたように計画を策定するために3回ほど開催しているとこでありますが、これにつきましては年々増加する空き家の対策について委員からご意見をいただき、計画を策定したという内容になっております。 ◆4番(松川徹也君) これからですね、そういった専門家の意見、また現場の周辺住民の皆さんの意見、しっかりと聞きながら空き家対策の取り組みに生かしてほしいと思います。  空き家といってもですね、これからまだ生きた使い方ができるという、要はAランク、Bランクに関してはそのように私も認識していますが、今現在五泉市で空き家バンクというのがあるかと思います。ホームページにも載っていますが、その空き家バンクの登録873件ありますけども、実際じゃどういう数字になっているのか。空き家バンクの登録数と、実際に売り買いありますので、成立した件数、お聞かせください。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 空き家につきましては、本来不動産等でですね、個人間で売買されるのが一番望ましいところでございますが、市のほうでも空き家バンク制度をしているとこでありますが、今現在登録物件は4件、利用希望が5件、令和元年度に入りありました。その後1件ですね、売買契約が成立しまして、10月末現在では登録物件は3件、利用希望が4件というような状況になっております。 ◆4番(松川徹也君) これが現状だと私も驚いていますが、実際にですね、不動産の専門家の方にこの数字お伺いしましたけども、やっぱり周知不足というのが否めないんじゃないかという部分、五泉市に空き家がたくさんあると、いいものに関しては市が窓口で相談に乗っているんだという部分、全くわかっていないというのが現実なんじゃないかというふうに専門家の方もおっしゃっていました。環境保全課のほうでもそのような周知、対策とられていると思いますけども、どのような対策、周知方法ですね、されていますでしょうか。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 市の広報紙やホームページの活用、また納税通知書にですね、空き家相談の関係のチラシを同封するなどしまして、空き家バンク制度の周知を図っているところでございます。 ◆4番(松川徹也君) 広報ごせん、チラシ等々ということでありますけども、さらにですね、やっぱり回覧板とか町内会長会議等々でですね、しっかりと空き家に対する問題の意識の高揚ですかね、啓発に努めてもらいたいと思います。  今回ですね、市民の皆さん、大変今までご心配されていた吉沢の旧ジャスコ、いよいよですね、解体が始まって、恐らく来年半ばぐらいに新しい商業施設がオープンするというふうに聞いていますし、あの辺周辺のにぎわいをですね、また取り戻すきっかけになるんだというふうに私も期待しています。同時にですね、同じような大型の商業ビル、マルイビルになりますけども、大変住民の皆さんも心配されています。このビルについて、周辺住民の皆様から何か、周辺住民の皆さんだけでなく、パブリックコメントでも結構ですし、市として調査されているかお聞かせください。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 先般の台風19号の関係もあったときにはそのような話を、心配だというお話を付近の方から聞いているところであり、現地のほうを確認している状況であります。 ○議長(林茂君) 暫時休憩。          午前10時51分 休憩                                                      午前10時51分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 現地のほうの状況を確認した中で、危険なところは、仮に発生すればということなんですが、基本所有者の方を今調査したりして対応できるような状況には、今調査をしているとこであります。 ○議長(林茂君) 副市長。 ◎副市長(五十嵐明君) 申しわけございません。追加で答弁をさせていただきたいと思いますが、先ほどから環境保全課長が申し上げているように、基本的には個人あるいは会社、法人の財産でございますから、そこのところに行政がのこのこと出ていくことは、私は許されないことだというふうに思っておりますので、その点だけはひとつ押さえておいていただきたい。そして、空き家バンクについてもそうなんですけれども、どうぞ、いらっしゃいという、そういう営業は行政側がするべきことではないというふうに思っております。中に、私は売りたいんだけれども、五泉に住んでいなくて、例えばですよ。五泉に住んでいなくて、ちょうどいい方がいらっしゃれば仲立ちしていただけませんかという類いのものが私どもは空き家バンクというふうに認識しておりますので、837件を全て網羅した台帳を整備するという考え方はございません。 ◆4番(松川徹也君) マルイビルに関しては、もう今誰が見てもわかるとおり、四、五メートルの外壁材が宙づりになっているような状況、これをやはり手がつけられないというのはどうなのかという部分も含めますが、今副市長もおっしゃいましたが、そうではない部分もあると思います。この空き家問題、本当に非常に難しい問題だし、副市長おっしゃるとおり、やはり時間もかかると思います。しっかりと五泉市独自の政策打って取り組んでいただきたいと思いますが、最後に、伊藤市長・・・・ ○議長(林茂君) 終わり。 ◆4番(松川徹也君) はい。 ○議長(林茂君) 10分間休憩します。          午前10時54分 休憩                                                      午前11時04分 再開 ○議長(林茂君) それでは、再開をいたします。  次に、通告3番、桑原一憲君。 ◆6番(桑原一憲君) 議席番号6番、清流クラブ、桑原一憲、通告に従いまして質問いたします。  1件目、五泉市では平成30年3月に策定した第3次行財政改革大綱・五泉市行財政改革実行プログラムにおいて、受益者負担の見直しを重要取り組み事項に掲げ、具体的推進策として、昨年12月、五泉市公共施設に係る使用料設定にあたっての基本方針を定め、ことしの2月議会において17の条例改正案が可決され、6月1日から24施設の使用料見直しが施行されました。これらの条例改正の議決に際し、私は市民、利用者に対する情報提供、説明責任、改正に対応するための準備期間を設けるなどの配慮が不十分であると判断し、合意形成がなされないまま性急に進めれば市民の信頼は損なわれると考え、公民館、戸倉コミュニティ会館、学校開放、総合会館、体育施設につきましては反対、そのほかの施設につきましても施行期日までに誠心誠意説明責任を果たし、利用者に対する理解を求めるとともに、改正によって五泉市の健康づくり、明るい豊かなまちづくりへの意識が衰退しないように十分配慮することを本会議及び委員会審査の場で要望いたしました。6月1日の施行から半年が経過しました。公共料金、施設利用料有料化後の現状と課題についてお聞きします。有料化後の施設利用率、利用者数の増減、また有料化後の利用団体数の増減はどのように推移していますでしょうか。また、有料化後の課題とビジョンについて、どのようにビジョンを描き、課題を捉え、対応していくのかをお聞かせください。  続きまして、2件目、五泉市の有害鳥獣対策についてお聞きします。ことし市内各地域で市政報告会をする中で、有害鳥獣に悩まされている市民の声を本当に多くお聞きしました。山合いの地域では、猿やイノシシによる農作物の被害で所得が減少し、高齢者であって高齢化もあって農業を諦める方々が続出しています。増加した耕作放棄地が新たな餌場やすみかとなっていく負の連鎖が拡大しております。村松地域では、人をほとんど怖がらない猿が川内まで来ており、仙見川を越えてくるのも時間の問題と言えます。そして、きのうは何と東京都内にイノシシが出没しているニュースが流れておりました。また、この秋、新潟県内各地で熊による人身被害の報道が相次ぎました。10月18日から19日にかけて、魚沼市で1頭の熊に6人の男女が連続して襲われるという衝撃的なニュースも流れました。お隣阿賀町でも、11月2日、自宅で車に乗り込もうとした20代の男性が、また9日には、阿賀野川沿いの堤防を散歩していた70代男性が襲われ、大けがをしました。五泉市でも連日目撃情報の注意喚起がなされ、11日には牧地内で車との接触事故が発生しました。五泉市では、鳥獣被害防止計画にのっとって対応に当たっていると思いますが、有害鳥獣の被害は新たな局面に入ったのではないでしょうか。そこでお聞きします。五泉市における鳥獣種類別被害状況の推移と現状について、五泉市鳥獣被害防止計画の成果と課題について、今後の対策及び新たな取り組みについて、それぞれお聞かせください。  最後に、3件目、3歳児健診での視覚検査についてお聞きいたします。人間の目は、生後1カ月から2カ月くらいで物の形や色がわかるようになり、4カ月くらいで動くものを追って目を動かせるようになります。1歳から2歳ぐらいのころは、まだ細かい指標の判別は困難ですが、3歳から4歳ぐらいまでに1.0の指標が判別できるくらいの最大矯正視力を持つようになり、最終的にはおおむね6歳ぐらいまでにほぼ完成し、8歳ぐらいまで穏やかに発達していきます。眼鏡やコンタクトレンズで矯正しても視力が出ない目を弱視といいます。子供の弱視は、ほとんどが屈折異常が原因となって、視機能の発達が途中でとまっているものです。幼少期に何らかの原因でピントの合った鮮明な像が網膜に映されないままだと、細かいものを見るための脳や神経の働きが十分に成長せず、視機能の発達が途中でとまってしまいます。弱視を早期発見、早期治療するためには、3歳児健診が非常に重要です。3歳児健診で見つけて治療することでほとんどの小児弱視は治すことができると言われています。厚生労働省は、3歳児健診の徹底を自治体に促していますが、3歳児健診で弱視が見逃されるケースは非常に多く、体制が十分ではないことが指摘されています。そんな中、機器を使った簡易検査を導入する自治体が近年全国的に増加しております。新潟県においても、機器の普及を進める新潟医療福祉大の教授指導のもと、燕市で昨年実施し、その実績をもとに、今年度県内で初めて事業化されました。五泉市でも速やかに導入し、一人でも多くの治すことのできる小児弱視に対応するべきであると考え、お聞きいたします。五泉市における3歳児健診の重要性と周知について、3歳児健診での視覚検査の実施状況について、検査機器の導入について、それぞれ当局の見解をお聞かせください。  以上、壇上からの質問を終わります。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 桑原議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、公共施設の利用状況についてでありますが、先ほどお答えしましたとおり、本年6月から10月までの主な施設の利用人数は、総合会館で9万5,149人、体育施設で9万390人、さくらんど会館が2万6,711人となっており、総合会館と体育施設は前年と比較しまして約3割、さくらんど会館は一昨年から約2割弱の減少となっております。図書館につきましては1万60人で、前年と比較しまして約1割増加しております。利用団体の増減といたしましては、6月から10月にさくらんど会館を利用した団体は合計462団体、図書館を利用した団体は合計で257団体で、いずれも昨年と比較しまして減少しておりますが、使用料金の見直しが影響で利用を取りやめたという団体があるという話は私は聞いておりません。有料化後の課題といたしましては、利用者の皆様からさまざまなご意見が寄せられており、利用料金の徴収方法につきましては、回数券等の導入を検討しているほか、今後の社会経済情勢や住民ニーズの変化等に応じて、利用者の皆様にとりまして利用しやすい施設運営となるよう努めてまいります。  続きまして、鳥獣種類別被害状況の推移と現状についてのご質問であります。有害鳥獣による農作物被害額でありますが、猿については、平成28年度、48万円、平成29年度、47万円、平成30年度、26万円でありました。イノシシについては、平成28年度、83万円、平成29年度、71万円、平成30年度になりまして286万円と推移しております。被害の把握に当たっては、関係団体等への聞き取りを行い、集計したものであります。なお、猿の被害額は減少しておりますが、その中には耕作を諦めた農地分は含まれておりません。イノシシについては、近年急激に被害が拡大しております。また、熊の出没件数については、今年度これまで38件の目撃情報があり、平成22年度以来の多さとなっております。  次に、鳥獣被害防止計画についてであります。被害軽減目標については、平成28年度の実績から令和元年度の目標を3割減としておりますが、現状ではイノシシの被害が軽減されず、拡大している状況であります。そのため、集落に寄せつけない対策として、補助制度の周知や学習会、広報などを通じて地域の自主的な取り組みとなるよう努めてまいります。今年度からイノシシの捕獲方法として、猟友会や地域の協力を得ながら、くくりわなを採用しております。くくりわなの設置実技を含めた研修を行い、捕獲技術の向上に努めております。また、担い手の確保といたしましては、狩猟免許取得費用等にかかる支援をしております。今後とも有害鳥獣による被害軽減を図るため、関係団体と連携し、有効な手段を研究してまいります。  続きまして、3歳児健診での視覚検査についてのご質問であります。3歳児健診につきましては、視覚検査も含め、県が作成した乳幼児健康診査の手引書に基づいて実施しているところであります。視覚検査につきましては、視力がおおむね6歳ごろまでに発達すると言われていることから、それを妨げる遠視や近視といった屈折異常などの病気の早期発見、早期治療につなげる重要な健診項目となっております。実施状況といたしましては、周知を兼ね事前に配布してある視覚検査セットを使い、家庭で保護者が行う視力検査とアンケートの結果をもとに健診会場で問診、診察を行うというものであります。結果によっては、家庭での再検査や医療機関での精密検査を勧めており、精密検査にかかる費用につきましては市が負担しております。現状といたしましては、家庭での実施状況や子供の理解状況などにより正確な検査が全員に実施できているかどうかについては、難しい部分もあると認識しているところであります。3歳児健診で発見に至らなかった場合は、就学時健診での発見が可能でありますが、やはり早期発見、早期治療を考えますと3歳児健診における視覚検査の精度を高めることは非常に重要なことと考えております。また、屈折検査の機器につきましては、県内では燕市のみが導入しており、検査の精度が向上し、早期発見につながっていると聞いているところであります。市といたしましても、家庭での検査をより正確に行えるよう、検査セットの改善や屈折検査機器の導入に向けまして、前向きに検討してまいりたいと考えております。 ◆6番(桑原一憲君) それでは、再質問をさせていただきます。  まず、施設使用料につきまして、こちらにつきましては有料化される前から、また有料化後も非常に多くの市民の皆様からお声をいただいております。公共施設は、利用されてこそ存在意義があるものだと思っております。通告後、非常にたくさんの皆さんから同じような質問が出されておりましたので、私も幾つか的を絞ってお聞きしていきたいというふうに思っております。また、皆様から通告された中で全ての施設の資料をいただきました。その資料、私が感じたところでは、思った以上に落ち込んでいるんではないか、減少しているんじゃないかというふうに感じました。減少の数の分、五泉市の健康づくり、明るい豊かなまちづくりの活力が衰退しているんではないかとショックを受けました。まず、施設によって違いがあると思いますけれども、半年経過いたしましてこの減少というのは五泉市全体としてどのように受けとめられていらっしゃいますでしょうか。行革の担当課の企画政策課にお聞きします。 ○議長(林茂君) 佐久間企画政策課長。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 使用率の低下に関する質問でございます。  初めに、どれくらい減るのかというような想定はしておりません。今回の使用料の設定の基本的な考え方については、まず受益者負担が第1点。第2点目については、減免基準の見直しということで、今まで使う人と使わない人の公平性がなかなか確保できない部分がございました。そこで、全庁的な統一、基本方針を定めさせてもらったのが当課の役割でございました。 ◆6番(桑原一憲君) 減少幅とか想定していないということでしたけども、使用料収入の試算というか、使用料収入が実際のっていったわけですけども、それを算定するときに減少分というのは見込まれなかったんでしょうか。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) その試算に当たっては、減る部分を考慮して試算したというようなことはなく、従来の使用回数、使用人数だったらどれくらいになるのかというような試算でございました。 ◆6番(桑原一憲君) 先ほど羽下議員の質問の中で、生涯学習課から適正に推移しているというふうなお考えだというお話でしたけれども、適正というのは、私は公共施設というのは100%利用して、そこが適正で、それに向かって埋めていくというのが適正じゃないかと。東京とかだともう満杯で使えない、その状況だったら100%におさめる範囲内で利用料を策定していくというのがあると思うんですけども、先ほどのお話だと、減少はしているけど、利用者は適正にお金を納めて維持管理していくんだということで、そういう方向だと結局使われない、維持管理にお金がかかって、適正と思われる利用料を払って使っている方が減少していって、使われなくなった施設というのは集約していこうという、そういう方向性ということでしょうか。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午前11時22分 休憩                                                      午前11時24分 再開 ○議長(林茂君) 再開いたします。 ◎市長(伊藤勝美君) 潰すのかということで、将来的なことは、20年後、30年後はいかがなもんか、ちゃんと維持管理ができなくなればやはり集約しなければならないというのは想定されますけれども、今現在ですね、そこを閉じるとか、学校開放をやめるとか、そういう議論はしておりませんので、ご理解を賜ります。 ◆6番(桑原一憲君) わかりました。私の考えとはちょっと方向性が違ったのかもしれませんが。  じゃ、個別にちょっとお聞きしたいと思います。先ほど羽下議員から質問があった中で、福祉会館が6,088人減少しているということで、非常に大きい減少幅ではないかと思うんですけど、これについてちょっともう一度お聞かせください。 ○議長(林茂君) 廣田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 今のご質問でございます。先ほども申し上げましたが、福祉会館は主には福祉団体も多く使っていただいておりますが、そこは全額減免です。社会教育団体が2分の1減免ということになったことによりまして、毎日お使いになっていただいた団体が週のうち半分になったりとか、回数が減ったりとかというところが主な理由と考えております。 ◆6番(桑原一憲君) それは、利用団体の意欲が落ちたとか、そういったことではないということでしょうか。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(廣田雅代君) 本年度6月に実施する前に、再度福祉会館の利用団体様におきましては説明会を開催させていただきました。どこという個別な団体名は申し上げませんが、やはり毎日音の出るものを活用したサークルがあったんですが、それはこれを機会にまた福祉会館だけではなくてほかの場所も利用していきたいと思いますというふうなご意見は頂戴したところでございます。 ◆6番(桑原一憲君) じゃ、やめてしまおうというんではなくて、ほかの場所も含めて活用していこうということで理解いたしました。  それから、馬下保養センター、こちらにつきましても大幅な、入館料で25%、個室使用料が50%値上げしたわけですけども、非常に大きい減少になっているということですけれども、これというのは、昨年度との対比しかいただきませんでしたけど、年々どんどん減少していく中の流れで減ったものなのか、それとも利用料増加によって減少したものなのかお聞かせください。 ○議長(林茂君) 熊倉高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長兼五泉地域包括支援センター所長兼村松地域包括支援センター所長(熊倉雅行君) まず、年々の話ですけども、平成29年度と平成30年度を比較しますと11%減少しております。またですね、料金を値上げした6月から10月の比較では、前年度に比較して5,600人、約26%減少してございます。原因としましては、料金の値上げも大きな要因でありますし、また7月、8月の猛暑、また10月の台風でのキャンセルも何件かございました。この辺が大きな減少の要因であると認識しております。  以上です。
    ◆6番(桑原一憲君) 台風も毎年来ておりますし、猛暑も最近毎年ということなんですけれども、売り上げがかなり、入場料と使用料、かなり上げたにもかかわらず、売り上げが全体的に全て落ちているということのようなんですけども、それはやっぱり値上げに関する影響というのも多少含まれるというふうにおっしゃられていましたけど、今後それを改善するためにはどのようなことをやっていこうと。 ◎高齢福祉課長兼五泉地域包括支援センター所長兼村松地域包括支援センター所長(熊倉雅行君) 馬下保養センターですね、世代を超えて温泉を利用してゆっくり、健康増進の場としてご利用いただきたいと思っている施設でございます。これからですね、例えば市内に約80ほどお茶の間サロンがございますので、お年寄りの方から集団で利用してもらうように誘導しますとか、あとイベント的な、例えばお風呂の日みたいなのを設けまして、より一層市民の皆様からご利用して満足いただけるような企画を検討してございます。  以上です。 ◆6番(桑原一憲君) 料金を上げたことによって売り上げ全体が、客数の激減で結局収入が下がってしまったということなので、割引券を、例えばイベントの際に何か割引的なことをすることによってある程度戻せる可能性があるんじゃないかと思いますけど、そういったお考えというのはありますでしょうか。 ◎高齢福祉課長兼五泉地域包括支援センター所長兼村松地域包括支援センター所長(熊倉雅行君) 現在もですね、割引に関しましては、また特定な日を設けて、サービスデーを設けるというのも一つの案かとは思いますけれども、そのようなことまだちょっと具体的には検討していませんので、これから考えさせていただきたいと思っております。 ◆6番(桑原一憲君) 急激に落ちて、半年間の間でこれだけ落ちているということなので、ぜひ早急に対策を打っていただいて、また少しでも戻っていただけるように努力していただきたいと思います。  それからですね、先日起工式が行われまして、複合施設、いよいよこれから工事が始まっていくということなんですけれども、そのホールの必要性につきまして、私は議会でも賛成してまいりましたので、ホールの必要性、文化的な需要というのは、さくらんど会館、また図書館ホールの利用率というのが、非常に利用実績高いということで、五泉市の文化的な需要というのは非常に高いんですよという説明をしてまいりました。新ホールに対する期待というのも非常に大きいものだというふうに説明をしてまいりましたが、今回有料化で利用者数若干減少しているということで、そこにまた新しい施設をつくるということで、新ホールの必要性について大丈夫なのかどうかというところをお聞かせください。 ○議長(林茂君) 暫時休憩。          午前11時31分 休憩                                                      午前11時32分 再開 ○議長(林茂君) では、再開します。 ◎市長(伊藤勝美君) 視点が違うと思っております。文化ホール、500席のホールをつくると、文化活動を大いにしていただきたいということと、利用料金が減少して今の現状でそのホール要らないんじゃないかと。目的が違いますので、大いに活用していただいてですね、文化活動も私も期待しておるところでございます。いろいろな活用ができると思っておりますので、議員からも賛成いただいたわけでありますので、大いに宣伝していただいてですね、文化事業振興のためにご指導賜れればありがたいと思っていますので、よろしくお願いします。 ◆6番(桑原一憲君) さくらんど会館については、そんなに利用率落ちていないように見えるんですけど、公民館の講堂が非常に大きく落ちていまして、関係ないとおっしゃられましたけど、やっぱり自分は利用目的というのは近いような気がするんですけど、ただ新しい建物で、また新たな需要も創出できるということだと思いますので、頑張っていただきたいと思います。  それからですね、施設利用料金で、ちょっと本題なんですけど、私最初から定期利用に対する優遇と、あと高齢者に対する優遇、それからもう一つは高校生に対する優遇というのが必要だったんじゃないかと思っておりましたが、その議論がなかなかできないままもう発車してしまったということですけど、先ほど回数券については考えているということでおっしゃられました。定期券ということに対してはどうでしょう。管理するほうも定期券のほうが簡単なんじゃないかと思うんですけれども。 ○議長(林茂君) 山口スポーツ推進課長。 ◎教育委員会スポーツ推進課長(山口広也君) 今ほどの定期券のことにつきましては、回数券の導入と同様に検討はしているところでございます。 ◆6番(桑原一憲君) 検討していただいているということで、ぜひお願いいたします。  それから、高齢者に対してですね、第2、第3の生きがいの創出や健康寿命の延伸など、五泉市のビジョンに則した活用が望まれるわけですけれども、高齢者に対しての減免というのはどうでしょう。検討されていますでしょうか。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆6番(桑原一憲君) 全てですけれども。全てだとどうすればいいんですか。 ○議長(林茂君) 暫時休憩。          午前11時35分 休憩                                                      午前11時37分 再開 ○議長(林茂君) じゃ、再開いたします。 ◎市長(伊藤勝美君) 料金を負担いただいてですね、適正運営をしていきたいということで、公平性を確保するということで始め、また維持管理等にも使用したいということで始めさせていただきました。今議論にあります、これからも質問ございますけれども、回数券とか定期券とか、期間を含めた管理に関しましてはこれから検討させていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。          〔「高齢者」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) だから、全体についてという意味だよな。 ◎市長(伊藤勝美君) 高齢者と子供とかですね、子供は減免になっておりますけども、高齢者につきましても健康を維持するということで、応分の負担というのはやはり考えていただきたいと思っております。いろいろな面検討させていただきます。 ◆6番(桑原一憲君) 高齢者につきましては、第2、第3の生きがい、そういったものを失ってしまって、結局家に引きこもってしまって何か健康を害してしまったら、むしろ五泉市の税負担というのは大きくなるんじゃないかなと思いますし、高齢者に対してはぜひ考えていっていただきたいと思います。  それから、総合会館について4万2,721人減少していると、非常に大きいですけれども、減少しているのが有料の方だけが減少しているのか、今利用されている方の中で無料で利用されている方というのは大体どのぐらいの割合なんですか。大体でいいです。 ○議長(林茂君) 意味がわからねんだや。  休憩します。          午前11時38分 休憩                                                      午前11時40分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎市長(伊藤勝美君) 総合会館につきまして、大幅な数、私も実際驚きました。しかし、1万四、五千人の高校生の延べ人数が減少ということで、これにつきましては、今五泉高校が主でありますけども、五泉高校の中で、高校は高校の体育館、また講堂等でやられているわけでありまして、テニスコートもそうでありますけども、今現在高校においてそこが学校で使っていても不自由だということは聞いておりません。しかしながら、五泉市のテニスコートも整備されておりますし、使えれば一番いいという声は聞いておりますけれども、やはり高校生は高校の自分の自前の、自前というと変ですね。高校施設を利用していただきたいと。また、一般市民の方がそれで使えませんので、適正に運営されていると認識しております。 ◆6番(桑原一憲君) ちょっと私も回りくどい言い方をして申しわけありませんでした。ちょっと時間がないので、言いたいことを言わせていただきますと、今不自由だというのは聞いていらっしゃらないとおっしゃられましたけど、私はもうがんがん言われております。4万2,721人、半年でそのぐらい落ちている。非常に大きい数字で、実際有料に今回なった方がほとんど減っているんじゃないかと思います。公平性から皆さんからお金はいただかなければいけないとは思いますし、中学生が利用したいのにそれが利用できないといったら、それは問題だと思いますけど、ただあいているスペース、部活動やっている時間帯ってほとんどあいているんじゃないでしょうか。あいている時間帯に、使わせてあげないわけじゃないですけれども、有料化したら今実際そのお金どうやって捻出しているかというと、部員から部費を集めて、そのお金でやっていると。それで減少しています。半年で4万人も減少しているというぐらい減少しています。今ちょうど私たち、高校生とか中学生の子育て世代ですけど、中学校も去年朝練が禁止されたりとかいろいろありましたけど、スポーツの環境がいいから五泉に帰ってきたという人本当に多くいます。高校生、五泉高校、でっかい体育館があって、すごく環境がいいということで五泉高校に行きたいといった子たくさんいます。それで五泉に帰ってきて五泉に住んでいるという人もたくさんいるので、ただそれを無理やりゼロにするということではなくて、あいている時間帯にちょっとシェアさせてあげるということ、今いったん有料化されたことで逆に施設のすばらしさとか、ああ、あの施設は本当にすごくよかったのに使えなくなったんだというふうな、今もし使わせてあげたらすごく実感すると思いますし、子供たちが実感して、あ、五泉市にやっていただいたと思えば、また五泉に帰ってきて五泉のために何か自分も力になりたいなという子が育んでいかれるのだと思いますので、ぜひその辺も検討していただければと思います。  それでは、鳥獣対策について、ちょっと時間がないので、ぱぱっと行かせていただきますと、私新たな局面に入ったんではないかということで申し上げましたけど、猿はちょっと減少しているということでしたけど、耕作放棄地を入れていないということで、でも何かもう猿と人間との距離感がちょっと前までと、もう明らかに寄ってきていまして、いつ人身被害が起きるんだというふうに非常に心配しているところです。  イノシシについて、非常に激増しているということで、イノシシ、繁殖力非常に高いということですけど、鳥獣被害防止計画の中に捕獲した鳥獣の食肉としての利用について、生息数、捕獲数が少ないため利用は困難であるということですけれども、今生息数が急増しているということですけど、これは将来的にはそういったことというのは考えられるんでしょうか。 ○議長(林茂君) 石川農林課長。 ◎農林課長(石川聡君) イノシシにつきましては、平成26年度に足跡が発見されて、その後平成28年から農作物被害が発生しております。被害の金額によりますと、今ほど議員が言われました激増しているという状況であります。先ほどの被害防止計画につきまして、平成29年から今年度までの計画となっておりますので、次年度に向けて新たな計画を策定する中で検討してまいりたいと思っております。 ◆6番(桑原一憲君) そういったことでまちおこしにもなっている地域もございますので、ぜひ検討していただきたいと思います。  また、こういった本当に喫緊の課題になってきたときに、全国各地で取り組みが成功されているところというのは、やっぱり農家だけじゃなくて、市民も一丸となって対処できているところというのは結果が出ているということですので、ぜひですね、後継者というのは鉄砲の人だけじゃなくて、地域全体を巻き込んで、非農家も含めてやっていっていただければと思います。そして、こういう課題が出たときに地域のリーダーが育つような、そういった仕組み、こういった今危機的な状況だからこそ、こういうときにそういった方が出てきてくれるような取り組みを期待いたします。  もう一つ、野焼きについてちょっとお聞きしたかったんですけども、結局緩衝地帯となっている里山が減少していることで出てきているんじゃないかと専門家がよくおっしゃいますけど、木を切っておろせないと、その場で焼かせてくれという声非常に多くいただきますけど、これはだめでしょうか。 ○議長(林茂君) 五十嵐環境保全課長。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づきまして、野外の廃棄物の焼却、いわゆる野焼きは法律で禁止されております。例外として、さいの神祭りとかもみ殻焼却などは認めているものでありますが、あくまでも例外規定でありまして、禁止されております。 ◆6番(桑原一憲君) その野外焼却の禁止事項の例外事項という中に、風俗慣習上の行事を行うために必要な焼却というのがありますけれども、鳥獣被害に困った本当に切実な方々が里山を再生させるために行事としてやるというのは、身の危険を守るためにやるというのは、私これに当てはまるんじゃないかなと思うので、ぜひまた次の機会にお願いします。  それで、最後に検査機器の導入についてですね、お話なんですけど、どのくらい見つかっていないかというか、3歳児健診で見逃されて就学時健診で見つかったというケースはどのぐらいあるんでしょう。 ○議長(林茂君) 林こども課長。 ◎こども課長(林浩之君) 私どもは、3歳児健診ですけれども、いわゆる精密検査に回されるというのが年に二、三件というふうに承知はしておりますが、恐れ入りますが、就学時健診でどのようになっているかは承知しておりません。 ◆6番(桑原一憲君) 燕市が今スポットビジョンスクリーナーというのをやられて、ちょうど約2倍に発見率が増加したということだそうです。ぜひ導入していただきたいんですけれども、今検討していただけるという非常に前向きなお答えをいただきました。私27年間眼鏡屋をやっているんですけど、本当にですね、発見がおくれて治らなくなったというのを、就学したぐらいだったらまだいいですけど、8歳過ぎて9歳ぐらいで見つかった親御さん、本当に涙流されて、ああ、私がもうちょっと早くって、もう皆さんおっしゃいます。それから、焦点が近くに合わないので、自分の家の子供は本当落ちつきがなくて怒ってばっかりいたら、それは実は目のせいだったと。そういったケースというのは、本当数少ないかもしれませんけれども、そういう治るものなので、絶対治してあげてほしいということで、このスポットビジョンスクリーナーというのは120万円ぐらいですけれども、120万円ぐらいで誰でもできます。1秒でできます。燕市は、視能訓練士がやっていると言っていましたけど、普通の一般の市の職員の方で十分とれます。1秒でとれて、全員やるのにほとんど時間かかりませんし、もしお金なかったらガバメントクラウドファンディング、ふるさと納税利用していただいて、これやったら絶対お金集まると思いますんで、ぜひ検討していただきたいんです。最後一言、じゃお願いします。 ◎市長(伊藤勝美君) 先ほどご答弁申し上げましたように、前向きに十分検討させていただきますということでご理解いただきます。 ○議長(林茂君) それでは、1時15分まで休憩します。          午前11時50分 休憩                                                      午後 1時14分 再開 ○議長(林茂君) それでは、再開をいたします。  午前中に引き続きまして、一般質問を行います。  通告4番、深井邦彦君。 ◆5番(深井邦彦君) 議席番号5番、深井邦彦です。それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  今回は、公共施設の有料後の変化についてであります。ことしの2月議会において、公共施設の有料化について17議案が上程され、その際に各議員から公共施設の有料化についてさまざまな質問、意見、提案がされたことは記憶に新しいことと思います。その中で、ことし6月から有料化ということでこの議案は可決をされ、実際に6月から有料化が開始となり、この12月で半年がたちます。本来であれば丸1年しっかりと経過を見て、有料化前、有料化後のデータをしっかりと比較した上で、来年の6月以降に質問をし、問題点の改善を求めるべきだと思いますが、それでは来年度に反映されませんし、市民の皆様からこの点についてさまざまなご意見がありましたので、質問をさせていただきます。  まず、1点目、公共施設の有料化に伴い、市民の利用の仕方に変化はあるのかをお聞きしますが、これについては先ほど羽下議員、桑原議員からも同様な質問がありましたが、各利用団体数の増減、また施設利用率の増減についてとなります。再度の答弁になると思いますが、よろしくお願いいたします。  2点目になりますが、有料化開始からの利用合計額は全体で幾らになるのか、またその中で体育館(学校開放も含みます)、この利用合計額は幾らになるのかをお聞きします。  まずは以上2点、簡単ではありますが、壇上からの質問を終わります。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) それでは、深井議員のご質問にお答えいたします。  公共施設の利用状況についてでありますが、先ほどお答えしましたとおり、本年6月から10月までの利用人数といたしまして、総合会館は9万5,149人、体育施設は9万390人、さくらんど会館は2万6,711人、図書館は1万60人となっており、図書館を除いてどの施設も減少しております。また、福祉会館は1万9,692人、馬下保養センターは1万5,584人などとなっており、福祉施設の利用人数も減少しております。  次に、今年度の施設使用料についてでありますが、総合会館、体育施設、学校開放施設、社会教育施設、福祉施設などの本年4月から10月末までの使用料収入額全体といたしまして約2,900万円となっており、前年と比較しますと約750万円の増となっております。本年6月から五泉市公共施設に係る使用料設定にあたっての基本方針に基づき、受益者負担の原則により施設を利用する人から応分の負担をいただくこと、また減免基準の見直しにより一部有料化を実施したことによる影響で収入が増加したものと考えております。市といたしましても、管理運営コストの縮減並びにサービス向上に努め、多くの皆様からご利用いただけるよう充実した施設運営を図ってまいりたいと考えております。  以上であります。 ◆5番(深井邦彦君) それでは、質問に入らさせていただきますが、その前に公共施設といってもですね、種類いろいろ、さまざま範囲があると思いますので、前回2月議会のときにもですね、私は体育施設を中心に質問させていただきましたので、体育施設または学校開放ということである程度範囲を絞って質問のほうはさせていただきますが、まず今ほど利用団体数、利用人数ですね、これについては減っているというような答弁でありましたが、施設利用がですね、減っているというようなことですけども、これは学校開放も体育施設も含めて両方減っているというような解釈でよろしいでしょうか。 ○議長(林茂君) 山口スポーツ推進課長。 ◎教育委員会スポーツ推進課長(山口広也君) 体育施設のほうにつきましては減少しております。やはり学校開放の施設も若干、微減ではございますが、減少をしている状況でございます。 ◆5番(深井邦彦君) 学校開放と体育施設両方減っているけども、体育施設と学校開放で多少なりの差があるというようなことだと思うんですけど、この差というのはなぜ生まれているというふうに考えますでしょうか。 ◎教育委員会スポーツ推進課長(山口広也君) 今回学校開放施設の使用料設定に当たりましては、既存の体育施設の、学校が廃校になった体育施設を基準にして値段のほうを設定させていただきました。そのところの2分の1というようなことで価格の設定をしたんでございますが、それに通常であれば体育施設の場合については附属設備の使用料がかかるところでございますが、学校開放施設につきましては附属の設備の使用料がかからないということで、その分について学校開放の施設のほうが微減という形になっているのかなというふうに推測をしております。 ◆5番(深井邦彦君) 今ほど説明がありましたように、体育施設、これは使う内容にもよりますが、要は道具代金が取られると。学校開放に関しては、体育館の使用料額で済むというか、その料金だけだということなんですけども、私も実際に村松小学校、あと十全の体育館、あと桜中学校のほうも個人的にというか、施設利用、これさせていただいていますけれども、今言った3校というか、3つの施設の中で施設の整備として一番整っている施設というのはどこになりますでしょうか。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午後 1時22分 休憩                                                      午後 1時22分 再開 ○議長(林茂君) 再開いたします。 ◆5番(深井邦彦君) わかりました。済みません。質問の仕方が悪かったです。  通常考えれば、先ほど言われたように体育施設というのは道具料金を取っています。道具料金を取っているので、ある程度としては体育施設はちゃんと設備としてはしっかり、道具であったり、そういうものを整備されていて当然だというふうに思いますが、じゃその点についてはいかがでしょうか。 ○議長(林茂君) 要するにある程度の用具がそろってるがんどこだかって聞いてるんだがな。 ◎教育委員会スポーツ推進課長(山口広也君) 多分深井議員の言っておられるのは、恐らく学校開放で使用されているネットやらポールということで、現在学校の授業で使用していない附属の設備の充実というところでのお話だと思うんですが、そこのところについては今現在あるものについて使用していただいておりますので、現在更新等、新しく買うというようなことをしていないので、充実していないところでございます。 ○議長(林茂君) そういうこと聞いてねえろ。  休憩。          午後 1時24分 休憩                                                      午後 1時24分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◆5番(深井邦彦君) 済みません。先ほども言いましたが、私として、あと周りの声として、体育施設はもちろん道具代を取っていると。その方たちが例えば学校開放の違う施設を使いに行ったときに、うちの使っている体育館は道具料金まで取られて、例えば何十年と使っている道具を使って道具代を払わなきゃいけないのに、何で学校開放の施設の場合は、もちろんそこであるもの原則行うというのが、条例というか、そういうものの決まりだとは思うんですけど、それがじゃ実際にお金を払う側からしたら、道具代を払っているんであればそれなりのやはり設備を整えなきゃいけないのではないかというふうなことを聞いているんですけども。 ○議長(林茂君) 井上教育長。 ◎教育長(井上幸直君) 深井議員が想定しているのは、十全体育館などのことが頭の中にあるのではないかと思っています。体育施設に変わったこと、例えば山王体育館もそうなわけですが、それまで学校として使っていて、学校開放として使っていた道具をそのままなっているだろうと思っていますので、ことしは料金いただいているわけでありますので、今後どういうふうに充実させていかなきゃならないかは、来年度予算も要求をしながら検討させていただきたいなと思っていますが。 ◆5番(深井邦彦君) 今ほども言わせていただいたとおり、今までは体育館もちろん無料で、各施設、公共施設無料で使わせていただいていたところがあるので、そんなに多分いろんな、無料なので、そこまで細かいことは一般の方も言われなかったと思うんですけども、この6月から有料化になって、お金を実際に取ることになったので、これからはそういう部分においても学校開放とか体育施設じゃなくて、もちろん何もすごくいいものをそろえろとか、そういうことを言うているわけではありませんので、ある程度施設の整備を、均等にというか、していただきたいと思いますけども、その点についてはいかがでしょうか。 ◎教育長(井上幸直君) 先ほども申し上げましたとおり、学校開放と体育施設、多少違いますので、学校開放は小中学校にある備品を活用して利用していただくということでありますので、体育施設になった場合には、こちらのほうまだ点検も十分じゃない部分あったかもしれませんので、これから点検などしながら、予算のある範囲で何とか充実に努めていきたいなと考えています。 ◆5番(深井邦彦君) 今、済みません、学校開放の話で少し出させていただいたんですが、仮にそういうものの設備を整えるとなったときに、先ほど言ったように学校開放条例というものがあると思うんですけど、そういうのを先ほど言ったように均等、設備としてそろえるとなったときに、1点気になるのが条例を要は改正をしないと設備を、そこのことに関して均等にそろえることができるのかできないかという部分については、条例改正って何か必要なんですか。 ◎教育長(井上幸直君) 学校開放につきましては、先ほど申し上げましたとおり、学校が持つ設備について、それは備品も含めるわけですが、それを利用して学校開放で団体にご使用していただくということでありますので、例えば備品を学校が要求しないのに学校開放の団体が要求するからといって買えるかどうかということはまた別な話ですし、またそのために条例改正が必要かどうかということは、私は必要ないだろうと思っていますけど、体育施設と学校開放とは基本的に違うんだという考え方でやっぱりご利用いただかなきゃならないかなと思っています。 ◆5番(深井邦彦君) じゃ、あくまでも一応今までどおり学校開放は学校開放、体育施設は体育施設ということでこれからも、有料化になった今も、その考えでというか、その論でこれからずっと施設整備に関してもいくというような考え方でよろしいですか。 ◎教育長(井上幸直君) そのように考えております。 ◆5番(深井邦彦君) 私はですね、そうではなくて、ある程度お金は取るようになったので、学校開放であろうがどこであろうがですね、道具の設備というのはしっかりとそろえていただきたいと私は思います。  それでですね、学校開放なりなんなり、各公共施設、例えば定期的に使う方というのは、毎月申請書というか、のようなものを持ってきて、それで申請を行って使用の許可をとるというふうに思うんですが、その申請書、これは利用する側が持っていったものというのは行政としてはどのように管理をされているんでしょうか。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午後 1時30分 休憩                                                      午後 1時30分 再開 ○議長(林茂君) では、再開します。 ◎教育委員会スポーツ推進課長(山口広也君) 申請書のほうにつきましては、受け付けをいたしまして、許可証のほうを発行し、その申請書につきましては保存年限が決まっておりますので、保存年限に従って保存をしているところでございます。 ◆5番(深井邦彦君) じゃ、その申請書を保管をしているということなんですけど、それはもちろん持ってきて、例えば1カ月分というか、来月の分を申請で持ってくると思うんですけど、じゃ持ってきたものをデータみたいなものとして、要はどこの団体が体育施設を使って年間幾ら払っているかとか、そういうことの管理というのは行政のほうでされているんでしょうか。要は一覧表ではないんですけど、簡単に言うと、そういうようなものというのはあるんでしょうか。 ◎教育委員会スポーツ推進課長(山口広也君) 現在につきましては、いただいた申請書をそのままつづるようなことで管理をしておりますので、それをデータとして、一部集計をできるような形で残すようにはしておりますが、これがかつてずっとしていたかということになりますと、していない状況でございます。 ◆5番(深井邦彦君) 今までしてなかったというのは、なぜしていなかったんでしょうか。無料だからしていなかったんですか。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午後 1時32分 休憩                                                      午後 1時33分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎教育委員会スポーツ推進課長(山口広也君) これまでにつきましては、大半が無料というようなことで、そういったデータを残しておいて集計するというようなことが、余りそういう機会が多うございませんでしたので、申請書のほうを残すということだけでデータのほう管理していなかったということでございます。 ◆5番(深井邦彦君) 今までは、無料だったということで管理する必要がなかったということなんですけど、6月から一応有料化に、一応というか、有料化になりましたよね。じゃ、6月からこの半年間というのはちゃんとデータとしてとってあるんでしょうか。まとめたものというのはあるんでしょうか。 ◎教育委員会スポーツ推進課長(山口広也君) 完全な形ではありませんが、データ化して・・・・ ○議長(林茂君) 休憩します。          午後 1時34分 休憩                                                      午後 1時35分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎教育委員会スポーツ推進課長(山口広也君) これまで紙のものをつづるということの保管でやっておりましたが、今後につきましてはデータ化にしていきたいというふうに思っております。 ○議長(林茂君) ちょっと待った。  休憩。          午後 1時35分 休憩                                                      午後 1時36分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎教育長(井上幸直君) 6月以降につきましては、月々の収入というか、使用料というようなことも集計してありますので、それは全て資料としては残っているものであります。 ◆5番(深井邦彦君) 資料として残っているというようなお話だったんですけども、済みません、私がこの一般質問をするに当たってそれについてのデータ、資料が欲しいというですね、話をしたら、そのデータもらえなかったから今こういう質問しているんですよ。隣の桑原議員が質問しているんですけど、ちゃんと各施設のこういう資料をほかの議員には渡しているんです。だから、私聞いているんですよ。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午後 1時37分 休憩                                                      午後 1時39分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎教育長(井上幸直君) やや行き違いがあったようでありますので、申しわけございませんでした。  利用者数の集計はあるけれども、団体数の集計は今十分とれていないということでありましたので、そういう資料が必要であればまた要求していただければもう一回再集計をした上で出すことができるかなというふうに考えていますけど、職員数と仕事量がありますので、一両日中というわけにはなかなかいかないだろうと思っていますけど、多少時間いただければと思いますが。 ◆5番(深井邦彦君) 済みません、利用者人数がわかって、利用団体数の集計がないというのは、それは何でなんですか。何でしていないんですか。それを聞いているんです。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) 休憩します。          午後 1時40分 休憩                                                      午後 1時42分 再開 ○議長(林茂君) では、再開いたします。 ◎教育委員会スポーツ推進課長(山口広也君) 今ほど深井議員のほうからお話いただきました。利用団体数の集計表を欲しいということで、ほかの議員に出しているというお話でございましたが、私のほうが深井議員のほうのお話の聞き取りがまずくて、私のほうが勘違いした中で、ないというようにお話しさせてもらいまして、申しわけございませんでした。その数値につきましては、改めてまた出させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◆5番(深井邦彦君) 済みません、そういうことで利用団体数はしっかりと出していただいて、そういうのを含めて、データというか、そういうものとしてこれからはしっかりと管理をしていっていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(林茂君) それでは次に、通告5番、阿部周夫君。 ◆19番(阿部周夫君) 令和元年12月定例会、一般質問を始めます。簡潔に質問をいたします。  複合施設についてを質問させていただきます。新しい道路整備や公共施設、民間の開発事業によって町並みは大きく変わります。五泉市役所隣において、間もなく五泉中央病院が開院いたします。また、南本町から太田、赤海地内を結ぶ東南環状線の工事も着々と進んでおり、赤海地内に建設する複合施設にも多くの市民の方が関心を持っています。先月11月下旬に複合施設の安全祈願祭が行われました。そこで、複合施設建設及び運営に関して何点かを再度確認させていただきます。  まず、複合施設の今後の工期日程。  次に、複合施設の開館予定日。  そして、複合施設の運営方法として指定管理者に運営を委託するのかどうか。  そして、複合施設の運営に当たり、五泉商工会議所、観光協会、農業団体等とどのような連携を図っていくのかをお聞きいたします。  また、再三一般質問でも質問しておりますが、事故や災害は突然起こります。今後建設予定である複合施設に隣接した主にドクターヘリの離着陸を主としたヘリポートと格納庫の設置を早急に進め、また災害時の避難場所として複合施設を活用すべきと考えております。  あと複合施設に隣接する東南環状線や県道白根安田線等の道路整備については、自席より質問させていただきます。  簡単ではありますが、壇上からの質問を終わります。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 阿部議員のご質問にお答えいたします。  初めに、複合施設の今後の工期日程であります。ことしの6月に造成工事を、9月に建築本体工事のほか、電気設備、給排水衛生設備、空調設備、舞台設備工事の各契約を行ったところであります。これから基礎工事に入りまして、来年度に建物本体の工事を行い、令和3年4月ごろに完成する見込みであります。その後、秋の開館に合わせて運営のための準備作業に入る予定であります。また、駐車場や広場などの外構工事につきましては来年度に契約し、令和3年8月ごろまでに完成させたいと考えております。  次に、運営についてであります。事業展開や施設の維持管理等につきましては、民間の技術や経営ノウハウを活用する指定管理者制度の導入を想定し、文化振興、産業振興、そして子供の遊び場や休憩機能をあわせ持つ複合施設の能力を最大限に発揮できるよう準備を進めてまいります。  次に、商工会議所、観光協会、農業団体等との連携であります。五泉市が誇る文化と産業の情報発信拠点であるこの施設を中心といたしまして、観光、産業、農産物等を連動させた情報発信やイベントの開催会場としての活用などで、関係団体と連携を図りながら運営してまいりたいと考えております。  次に、災害時の複合施設の役割とヘリポートの整備についてであります。施設は、地震及び土砂災害等の発生時における緊急的な避難場所として活用していきたいと考えております。また、ヘリポート及び備蓄機能を持つ防災格納庫につきましては、令和3年秋のオープニングイベントや春の花シリーズなどを終えた後に東公園の駐車場周辺に整備をする予定であります。  以上であります。 ◆19番(阿部周夫君) 複合施設に関しては、いろいろ議会で議論なされて、壇上からもお話し申し上げましたが、11月下旬ですね、安全祈願祭行われて、本格的な工事がこれから始まるということですけども、当局に関して、これ生涯学習課が窓口として、これから複合施設の担当というか、役割、これからどうするのかを中心に担っていくということでよろしいでしょうか。それちょっと事務的な部分の確認です。 ○議長(林茂君) 松川生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(松川稔明君) 今阿部議員がおっしゃったとおり、開館準備に関してはこれからソフトの部分は当課で所管していく予定であります。 ◆19番(阿部周夫君) 今ほどソフトの部分でということで、ソフトの部分で何点か伺います。  先ほど来ですね、利用料とかですね、体育館の使用状況、もろもろと質問ありましたけども、令和3年のですね、秋にオープンする予定。2年弱でですね、複合施設がオープンになりますけども、そこにいろんな施設があります。皆さん行政マンでありますから、年間の来客数、年間の使用料、それに基づいた指定管理料の設定とか当然するわけでしょうけども、仮にですよ。指定管理にする場合ですよ。それなりの資料をお持ちだと思うんですけども、まずどれぐらいのですね、来館者を見込んでですね、建設するのかお聞かせください。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午後 1時50分 休憩                                                      午後 1時51分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(松川稔明君) 大変申しわけありません。来館者の予定数については、今現在まだちょっと試算をしていないところで、大変申しわけないんですが、そういう状況であります。(74頁に訂正あり) ◆19番(阿部周夫君) 複合施設が令和3年の秋ということになりますと、少なくともですね、来年の本会議には予算に当然収支の部分でのってくるわけであります、使用料とかですね。今ほど3人、4人の方がですね、使用料について、まず算出根拠となる数字をベースとして持っていないとですね、そういう数字が実際簡単には出ないというのが今の当局の実態です。だから、生涯学習課でソフトの部分をやっていくのであれば、莫大なですね、お金を使って複合施設つくるわけですから、少なくとも来館予定者数がどれぐらいかとか、そういうのをわかった上で工事にかかってほしい。つくったら何をしようじゃなくて、つくる前にどうしようというのが市民が思っていることです。我々もそうです。家建てるときに、家建てたら何しようではなくて、家族構成考えて家建てますよね、皆さん。それと一緒だと思うんですよ。まずこういうことがしたい、こういう市民サービスを提供したい、だからこういうのをつくるんだということがですね、職員がですね、皆さんがちゃんと統一した認識がないとですね、ただ建てました、じゃ建てたからどうしようか、あ、こんなにお金がかかってしまう、じゃこれぐらい予算がかかるから、その分また受益者、市民に負担していただかなきゃならないじゃなくて、こういう事業をやるから、こういうことをします、こういう工事をします、皆さんご理解くださいと言わないとですね、繰り返しになりますが、莫大な税金が使われております。これ財政のほうにお聞きしますけども、用地買収から工事も含めて、この複合施設にかかわるお金、全部で幾らでしょうか。今現在わかっている数字で構いません。 ○議長(林茂君) 塚野財政課長。
    ◎財政課長(塚野亨君) 複合施設建設にかかる経費でございますが、造成費、それから建設費含めましておおむね36億円程度になるものというふうに見込んでおります。 ◆19番(阿部周夫君) 教育委員会になりますけども、36億円使うということですよ。これ莫大なお金なわけです。そういった中で、準備室が恐らくできていると思うんですけども、早急にですね、来館予定者数ですね、当局のほうからも多目的、可動席のですね、文化施設もつくるということで、そうであればなおさら、先ほどどなたか議員忘れましたけども、市民に使っていただくのが市の施設だと。利用料金については受益者負担の立場から使用料はいただくかと思うんですけども、そういった中で何人来るかわからないような施設を私はつくってもらっては困る。そのためにですね、やはりビジョンを持ってですね、市の職員がですね、やらないとですね、間もなく、2年後にこの中で多くの方が、本当失礼な話ですが退職されてしまいます。引き続きですね、皆さんと一緒にですね、複合施設、私は取り組んでいきたいとは思うんですけども、そういった中で後に残された職員がですね、スムーズに仕事に移行できるような体制をですね、今ここに、議場におられる課長がとっていかないとですね、先ほど深井議員の質問でもありましたけども、あやふやな答弁、曖昧な答弁、これは私の主観でしたけども、質問する側、私も含めてそうですけども、やはり市民の目線に立った上でやっていかなければならないと思っています。当然複合施設に、先般選挙ありましたけど、反対する方も多くいらっしゃいました。これも事実です。利用料を取ったことに不満を持っている市民が多くいることも、これも事実です。しかしながら、議会を初め当局が先頭になってですね、この五泉市が本当に皆様が住んでよかったというまちになるように我々が頑張っていくことが市民に対する姿勢だと私は思っています。そういった中でですね、まず入り口のどれぐらいの来館者を見込んでいるのかというのを把握した上で私は安全祈願祭臨んでいただきたかった。ここにいる多くの課長も当日安全祈願祭出られていました。ただ出席するのではなくて、皆さんの意識の中でですね、我々も含めて、繰り返しになりますけども、どういった市民サービスを提供できるのか。36億円もの税金を使って市民に喜んでもらう施設、市民に本当に、ああ、この施設よかったなと思ってもらえるような施設。設計された方が申し上げていました。下越で一番、この日本海側で一番となる施設をつくりたいんだということをですね、私は聞いていて感動いたしました。設計側が、そういった思いでつくります。そして、市民の大切な税金がそこにつぎ込まれます。それをやはり生かすことが議会、そして当局の使命だと思っておりますので、その辺ですね、十分緊張感持ってですね、これから複合施設、いろんな反対意見も出てくるでしょうけども、本当につくってよかったと、オープンに当たりあと2年弱ですけども、そういった中でいろんな整備をしていっていただきたいと思っております。  それでですね、これソフトの部分はですね、今後ですね、今多分質問しても答えられないだろうということで、質問あえてしません。今後準備室でですね、どういうものを早急に協議しなければならないのかを十分ですね、検討していっていただきたいと思っています。  それで、ハードの部分ですけども、先ほど演壇から質問しましたけども、東南環状線を今工事しています。その中で、私もきのう現場見に行ってきましたけども、白根安田線のところの道路改良は恐らくしないんだろうなと。市役所、要は太田の交差点からマリエールさんに向かって走ってきたときに、複合施設、当然右折するわけですけども、右折レーンが設けていない場合ですね、朝夕当然あそこはもうラッシュしております。そういった中で、複合施設で500人の観衆を集めたコンサート、あと物販があったり、例えばぼたん園が開園、花木まつりがあったときに非常に渋滞するのを危惧しているわけですけども、これ都市整備課長にお伺いしますけれども、県道白根安田線、複合施設の前に今泉のウオロクの交差点のように右折レーンを設ける予定があるのかどうか、その辺ちょっと確認させてください。 ○議長(林茂君) 塚野都市整備課長。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 今ほどの阿部議員のご質問の白根安田線の右折レーンでございますが、複合施設に隣接する部分での右折車線の設置については現在計画しておりません。 ◆19番(阿部周夫君) ぜひですね、これ県に働きかけていっていただければと思います。本当渋滞がますます大きく、ひどくなるといいますか、想定されますので、ぜひ県のほうに要望していっていただければと思います。  それと、複合施設に隣接したマリエールの変則な十字路、この辺について、都市整備課長、水路がある関係もあるとは思うんですけども、大型バスの乗り入れもできない状況がありますけども、マリエールさんの角の交差点、善願橋下のほうのですね、交差点、その辺の改良の予定というのはありますでしょうか。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 県道白根安田線、早出川左岸、善願橋下の交差点でありますが、現在ですね、県のほうで交差点の改良ということで事業のほうを進めていただいております。現状ですね、変則交差点、それと信号機のほうも変則で稼働している状況になっておりますので、その辺の改善が図られるものと考えております。 ◆19番(阿部周夫君) それとですね、東南環状線が4年、5年以内に開通していくわけですけども、村松地区から、あと橋田地区からでもですね、もう1本で複合施設の隣接地まで行くと。そういった中で、東南環状線からパチンコ店に入る道路とかが、ちょっと私も見ましたが、大型も入れないといった中で、県道からの乗り入れしか期待できない中だと、立派な施設ができたとしてもなかなか入りづらいというのが想定されますけども、その辺東南環状線からスムーズに複合施設の駐車場に入れるような構想といいますか、道路整備の予定はありますでしょうか。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 議員のおっしゃるとおりですね、今東南環状線ということで南本町、寺沢、赤海区間につきまして、新潟県から整備を行っていただいております。今後完成した後になると思いますが、五泉の市街地の交通体系も大きく変化するものと予想されているものと思っております。その辺の状況を見ながらですね、複合施設の出入り口についても検討が必要かと思っております。 ◆19番(阿部周夫君) それに伴いですね、車で来られる方以外でも、やっぱり自転車や歩行者の方もいらっしゃいますので、複合施設開館に当たりですね、未整備の消雪パイプの布設も、これは要望としてお願いしておきます。  それとですね、あとヘリポートについてお伺いしますけども、現状のヘリポート発着、五泉でですね、私は常時、複合施設に隣接した東公園のヘリポートというのを議会で再三言っております。先般安全祈願祭のときにですね、たまたま臨席されていた方がですね、ドクターヘリで搬送されるという事案がありました。そういった部分でですね、全て粟島公園だけに行くのではなくてですね、東公園だけでもないわけですけども、村松地区におかれても今後ヘリポートの重要性というのはますます、需要が増さないことがいいわけですけども、増していくだろうと推測しておりますけども、年間のドクターヘリのですね、発着回数、これ消防で把握していると思うんですけども、年間でどれくらいでしょうか。 ○議長(林茂君) 羽下消防長。 ◎消防長兼消防本部総務課長(羽下幸彦君) それでは、お答えします。  平成26年からの数値を申し上げます。平成26年、15件、平成27年、18件、平成28年、23件、平成29年、46件、平成30年、78件、そしてことしですが、今現在89件でございます。 ◆19番(阿部周夫君) 今消防長が言われたとおりに、平成26年、15件しかという言い方が、運ばれている方いるので、ちょっと不適切かもしれないんですけど、15でおさまっていたのがですね、なかなかこの地域で救急対応できない事案もあるかと思いますし、五泉市が積極的にドクターヘリを活用して市民の生命と財産を守っている部分も当然あります。そういった中で、平成31年まだ終わっていない段階でもう既に去年を超えていると。これ非常にいいことだとはちょっと言えない部分もあるんですけども、それで助かる命がたくさんあるわけです。毎年五泉市で800名の方が亡くなっております。生まれる方が200名。転入転出での差異で約1,000人弱の方が毎年五泉市からいなくなっておりますけども、そういった中でやはり生命守るためにですね、このヘリポートというのは、繰り返しになりますが、消防長が言われたように、これからヘリポートの需要というのはますますふえてくるわけです。五泉中央病院ができましたけども、五泉中央病院で対応できない、新潟大学や市民病院等に搬送しなければならない事案というのも当然ふえてくるわけです。そういった中でですね、早急にですね、先ほどの答弁ですと、複合施設のオープン後にヘリポートをつくるという答えであったと思うんですけども、つくる予定があるのであればもう早くつくったほうが私はいいと思います。東公園を利用する場合にですね、特に用地買収を要する部分というのは非常に少ないと思うんですけども、その辺市長のほうから、今のドクターヘリの運用状況を見たときに、複合施設が令和3年の秋、それ終わってからですと令和4年、3年後になるわけです。3年後この数が、ドクターヘリの発着が200とか、そういった場合に全て村松の愛宕と、あと粟島公園だけでいいのかという問題がありますけど、その辺もう一度市長からですね、早目にですね、ぜひつくっていただきたいと思っていますけど、もう一度ご答弁お願いします。 ◎市長(伊藤勝美君) お答えさせていただきますが、ヘリポートの発着場所といいますか、着陸場所は小学校のグラウンド等も指定しておりまして、今何件とかはちょっと、数字は消防長のほうに聞いていただければいいですけども、ヘリポートの重要性は十分認識しておるところでございます。やはり冬期間、雪が降りますとグラウンド等におりるには圧雪しなければならないという作業がございますので、ヘリポートですとそこに格納庫を置いて、毎朝除雪をしながらですね、ヘリポートそのものをあけておくわけですんで、いつでもおりられるという状態ですので、ヘリポートの重要性は十分認識しているところでございます。財政的な面もございますので、格納庫とヘリポートということでありますので、財政的なことを勘案しながらですね、早急に施設整備をしていきたいと考えております。 ◆19番(阿部周夫君) これ過去に質問した案件ですけど、複合施設に隣接して、今こばと保育園が太田地内、赤海の子供たちと太田の子供たちが通っているわけですけども、これも間もなく築50年になろうとしております。そういったことでですね、複合施設に隣接してですね、複合施設、これからできる、いわゆる多目的ホール、可動式の椅子があるところで、例えば隣接して保育園をつくることによってですね、常時子供たちの遊び場も確保できる。父兄の皆様の駐車スペースも確保できる。そして、そういった中でですね、複合施設の利用方法として、やはり子供たちのにぎわいということで市長も以前から申し上げておりますけども、そういった中でこばと保育園のかわりに新しい保育園じゃなくて、今子供200人しか生まれていないので、老朽化する保育園がどんどん、どんどんあります。そういった中で、3つを統合して1つにするとか、そういったことをしていくことで、よりですね、市民サービスの私は向上につながると思っていますけども、これはこども課所管ですけども、検討したかどうかの確認と、あともししていなかった場合、ぜひ今後複合施設に隣接した保育園の建設をお願いしたいわけですけども、その辺庁内で協議したかどうかも含めて、再度お話聞かせていただければと思っております。 ○議長(林茂君) 林こども課長。 ◎こども課長(林浩之君) 議員おっしゃるとおり、こばと保育園、昭和50年の開設ということで44年が経過しておりまして、旧五泉市におきましては一番古い保育園でございます。老朽化しているのも事実でございますし、地域の児童の大きな受け皿になっているのもまた事実でございますので、ほかにも老朽化した保育園ございますし、全体的な配置計画を見直していく必要はあろうかとは思いますけれども、具体的にどういう場所に整備する、あるいは統合するという話になりますと、これから具体的な検討、調整に入っていくということになろうかというふうに思っております。 ◆19番(阿部周夫君) それでですね、最後になりますけど、これ都市整備課長か、松川課長になるかちょっとあれですけど、以前駐車場が少ないんではないかという意見を、全員協議会か本会議か委員会かちょっと忘れましたけど、申し上げさせていただいた経緯があります。商工会議所も同時に移転してくるわけでして、そういった中で大きなイベントあったときにちょっと足りない気がするんですけども、その辺塚野都市整備課長にお伺いしますけども、500人が満席になったのを想定して、花木まつりとかがあった場合想定したときに、今後計画される複合施設の駐車場及び東公園の駐車場で十分なのかどうか、その辺最後確認したいと思います。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 現状の計画では十分というふうに考えておりますが、例えば花木まつりのときは現在の駐車場もございますので、そういった利用も十分考えられるかなと思っております。 ◆19番(阿部周夫君) あそこの道路をですね、仮に五泉地区の方が歩いてくる場合でも、歩道が狭いという部分で、やはり皆さん、多くの方が自転車ないし車で来られると思うんですけども、村松地区の方は当然車で来られる。そういった中で、やはりもうちょっと駐車場があったほうが私はいいと思っております。それで、駐車場がなくてですね、農道に駐車したり、あとほかの店舗とかに駐車したりするのも、今現状の花木まつりでもやはりそういった光景が見られます。人がいっぱい来ることはうれしいことなんですけども、それによってですね、渋滞となる場合もありますので、整備に当たり、まだ時間ありますので、その辺ですね、駐車場のさらなる整備を要望して、この質問を終わります。  以上です。 ○議長(林茂君) それでは次に、通告6番、山田正良君。 ◆2番(山田正良君) 小さな声を聞く力、公明党、山田正良でございます。私は、大衆とともにを原点として、常に市民の側に立つこと、その上で誰も置き去りにしない社会を目指す、私の思い描くまちづくりの姿であります。小さな声、声なき声に寄り添う、ここに政治に対する信頼が生まれ、希望となると信ずるものであります。小さな声を聞く力で希望を形にするまで全力で取り組んでまいります。  それでは、市民の皆様から寄せられたお声の中から、皆様の夢が実現できるよう、市長のご所見を順次お伺いいたします。初めに、防災、減災対策で市民の命を守り抜くために、お伺いします。昨年の夏は、命に危険が及ぶ記録的な猛暑が続いたことから、昨年秋に政府与党の緊急支援策と五泉市議会の強力な推進、さらには現場にあっては設置作業に当たられた技術者皆様の休日返上での作業のおかげで、五泉市ではことしの7月1日から市内の幼稚園から小中学校までの普通教室などに冷房設備が設置され、使用されております。また、政府は自治体がエアコン設置後に電気代の節約をするために稼働を控えることがないよう、今年度は交付税措置の中に光熱水費を盛り込みました。来年度以降は、エアコンの光熱費を恒久的に措置できるよう地方税法を改正をしております。子供たちの命を守る対策が着実に進んでいると思います。  一方、学校体育館のエアコンは、全国的にも設置率が低いため、今後は災害時に避難所ともなる学校体育館のエアコン設置に取り組まなければなりません。災害時に多くの高齢者や乳幼児が避難所に身を寄せること、これを考えてもその必要性は明らかであります。体育館を冷やすとなれば、整備費用や空調効率から運転費用も多額の予算が見込まれます。しかしながら、体育館の大空間の中で部分的に冷風を送るスポット型エアコンを採用すれば、設置費用や運転費用は随分と抑えられます。国の防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策や緊急防災・減災事業債の活用も可能となっております。しかしながら、この支援は来年度までの期限となっております。有利な財源を確保するのであれば、学校体育館のエアコン設置を急がなければなりません。学校体育館のエアコン設置を今後どのように進めていかれるのか、市長のご見解をお伺いいたします。  次に、高度経済成長期に整備をされた道路、橋梁、河川、公共建物、上下水道施設など、多くの社会インフラが次々と老朽化を迎えていきます。今後老朽化対策に多くの費用を必要とすることから、五泉市では必要な整備を計画的に行うための五泉市公共施設等総合管理計画が策定されております。この計画をさらに実効性のあるものとするため、全市的な視点に立って優先度を設定した整備基準などを盛り込んだ個別施設整備計画の策定を進めるべきだと考えます。この計画に沿って対処することにより財政負担の軽減や平準化を図り、老朽化対策等の十分な措置が講じられるものと考えております。当該計画の必要性について、市長のご所見をお伺いいたします。  次に、2点目の子育て支援、教育環境の充実で安全、安心な子育て環境をつくるために、お伺いいたします。市長は、子供は地域発展の源と語られています。子育て、教育こそ希望であります。その子供たちのために、我が身を削りながら子を慈しみ育てる母のために、小さな小さな提言をさせていただきます。五泉市では、これまで子供の遊び場として児童公園や都市公園に遊具を設置、整備し、相当箇所で提供がされています。市では、平成26年に子育てに関して市民ニーズ調査を行っています。市内の就学前児童の保護者を対象にした項目の中に、外出の際困ったことはどのようなことですかとの問いに、買い物や用事の合間の気分転換に子供を遊ばせる場所がないと答えられた方が調査回答数の1,495件に対して570件、38.1%の回答でありました。遊ばせる場所がないとの結果でした。また、自由意見では、雨や雪の日の遊び場の施設整備を望む声が大変多くありました。市では、これらの意見を踏まえて遊具の整備を行い、駅南には新たに屋根をかけた遊び場を整備し、また複合施設では屋内に子供の遊び場を計画をしております。私は、十分要望に応えていると感じておりました。しかしながら、就学前のお子様の保護者の方からは、遊び場の要望の声を多くお聞きします。買い物の用事の合間にということは、気軽に手軽にということだと思います。夏休みでも遠くにお出かけできない子育てママたちが多くおられます。雨の日は家にこもりっ放しで兄弟げんかが始まる。そんなママたちがみんな望んでいる雨の日でも遊べるキッズスペース。しかも、近所で用意されていること。また、お孫さんの手を引いて散歩に出ても立ち寄れる場所がないとお嘆きのおじいちゃんもおられます。気軽に手軽にというところを確保できないものでしょうか。新設整備は望んでおりません。費用を抑えて、今現に使用している施設の一部を利用する。そこにマットを敷いてエア遊具などを置く。エアプールを置いてボールを入れてみる。どうでしょう。スライダー、高さ1メートル程度で十分なんです。絵本コーナーも設けましょう。子供たちは、どんなに喜ぶことでしょう。今使用している施設として、さくらんど会館のエントランスホールを利用したらどうでしょう。五泉図書館2階の展示スペースはどうでしょうか。ほかにもよい場所はありませんか。広い場所は要らないんです。子供は、地域の発展の源。子育てこそ希望。雨の日でも近所で気楽に立ち寄れるキッズスペースの創出について、市長のご所見をお伺いいたします。  次に、学校施設の整備について伺います。学校では、洋式便器が少ないため、子供たちが列をつくり、順番を待っている現状です。休憩時間が終わってしまう、この状態を改善するために、市長、教育長はトイレの洋式化を力強く進めておられます。大変にありがたいことです。子供たちも早期の改修を心待ちにしております。そこで、学校における今年度の改修工事のご予定と今後の改修計画をお尋ねします。また、幼稚園のトイレ洋式化改修もあわせて伺います。  3点目について、誰が暮らしやすい住みたいまちを目指して、お伺いいたします。五泉市公共交通は、民間の公共交通事業者が利用者の不足などで路線廃止や事業の撤退をする中、市民の移動手段を確保するため、交通体制の見直し、再生計画を検討され、実証運行なども行って公共の足を守ってきたものと理解をしております。先日の五泉市広報には、「五泉市公共交通は、おかげさまで9周年を迎えております。ふれあいバスと乗り合いタクシーさくら号、年代を問わず多くの市民が利用しており、地域に定着した交通手段となっております」とありました。大変結構なことだと私は思います。そこで、さらに気軽に利用できる公共交通となるようお尋ねをいたします。南部郷総合病院が移転し、五泉中央病院が新たに開院します。新病院では、新しいロータリーを整備して玄関前にバス停留所を設けるとのことで、利用者にとって大変ありがたい計画となっております。しかしながら、村松エリアではこれまで乗り合いタクシーで通院できていた南部郷総合病院が移転したことにより、五泉地区までふれあいバスを利用することとなります。通院に不安があるとの多くのお声をお聞きします。当時公共交通の再生計画を検討する中では、特に利用者の多かった市民の通院や医療関連のための交通手段の確保に特に力を入れたと認識をしております。民間事業者への配慮の必要も承知しております。そこで、私は村松地区の既存運行便を増便することなく、1周当たり数便程度、都市計画区域の用途地域内の外縁部まで通えるよう路線を新設するふれあいバスを、用途地域内は乗りかえ負担を軽減して直接利用できるようにすること。具体的な新設路線として、特に時計回りコースを市街地の東側を中心とした路線とする。また、反時計回りコースでは市街地の南側まで路線を広げるものとする。いずれも走行距離は短くなると考えております。このようにして1周当たり数便だけでも乗りかえ負担の軽減を図るべきと考えます。また、乗り合いタクシーや自転車からでもふれあいバスに乗り継げる場所として、自転車置場や待合施設のある乗り継ぎ場所が必要と考えます。自転車から乗り継げる村松支所停留所のような環境を時計回りの東側にも既設の施設を利用した整備が必要と考えております。このことで新病院まで通院もできる直通、快速バスとなると私は考えます。市長のご所見をお伺いいたします。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 山田議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、災害時の避難所である学校体育館へのエアコン設置についてであります。今年度市内小中学校において、全ての普通教室にエアコンを設置いたしました。市内の小中学校及び高校で災害時避難所となる体育館は、小学校が9カ所、中学校が4カ所、高校が2カ所でありますが、現在エアコンの設置計画はありません。スポット型のエアコンにつきましては、全館冷暖房を導入することに比べてかなり事業費の軽減が可能との試算もありますが、今後全国的な体育館への設置状況などを注視してまいりたいと考えております。また、国の防災、減災などの取り組みを踏まえ、調査研究を進めてまいりたいと考えております。  次に、公共施設の長寿命化、個別施設計画についてであります。国が示したインフラ長寿命化基本計画に基づき、平成28年9月に五泉市公共施設等総合管理計画を策定いたしました。公共施設の老朽化対策については、今後多額の費用が必要となることが見込まれております。厳しい財政状況が続く中において、負担を軽減し、平準化を図るため、更新または統廃合などを計画的に行い、公共施設等の最適な配置を実現することが必要であります。国は、さらに具体的な取り組みの指針として、令和2年度末までに対象施設の個別施設計画を策定することとする方針を示しており、本市におきましても国のスケジュールに合わせて策定作業を進めてまいります。  続きまして、子育て支援、教育環境の充実についてのご質問でございます。まず、雨の日でも気楽に立ち寄れるキッズスペースの創出についてであります。キッズスペースとしてさくらんど会館のロビーを活用することについては、さまざまな文化活動を行う団体が利用するほか、イベント等でも利用する施設でありますので、ロビーの利用につきましては課題があると考えております。また、五泉図書館の2階の展示場を活用することにつきましても、展示場が調査研究室と隣接しておりますので、防音設備が整っていないことから、学習環境の維持のため課題があり、現状では難しいものと考えております。子育て支援、教育環境の充実は重要であり、図書館には児童書コーナーや幼児用トイレが整っておりますので、お気軽にご利用いただきたいと考えております。また、現在建設中の複合施設内に雨や雪の日でも親子で楽しく過ごせるスペースとして子供の遊び場を整備いたしますので、大いにご活用いただきたいと思っております。なお、市内に4カ所あります子育て支援センターにおきましても、ボールプールなど就学前の児童が安全に遊ぶことができる遊具を完備しております。ほかにも、幼稚園、保育園で定期的に開催する遊びの広場でも遊具等で遊ぶことが可能でありますので、ぜひご利用いただきたいと考えております。子育て中の親子が気軽に集える場所として利用いただけるよう、引き続きサービスの充実や情報発信に努めてまいります。  続きまして、公共交通についてのご質問であります。ふれあいバスと乗り合いタクシーさくら号は、平成22年10月の運行開始以来10年目を迎え、多くの市民からご利用いただいております。そこで、村松地域におけるふれあいバス路線の拡大と五泉中央病院に向けたふれあいバスの直通快速運行についてでありますが、現在のバスの保有台数並びに運行事業者のドライバー確保の問題があり、これ以上の増便は困難であります。また、変則的な路線とダイヤを設定することは、利用方法が定着した現在では利用者の混乱を招くことや、JRとの接続を考慮すると導入は難しいと考えております。このたび新病院の開院に合わせて乗り合いタクシーさくら号とふれあいバスの乗り継ぎがスムーズに行えるよう、ふれあいバスのダイヤを一部改正し、新病院入り口前にバス停を設置いたしまして、通院される皆様の利便性の向上を図ってまいります。また、乗り合いタクシーさくら号とふれあいバスの乗り継ぎ場所につきましては、村松地域では五泉支所のほか、村松駅も風雨をしのげるバス停となっておりますので、天候が悪いときや冬期間の乗り継ぎ場所としてご利用いただければと思っております。今後も市民の皆様がどこへでも安心して移動ができるよう、公共交通の維持確保と利便性の向上に努めてまいります。  なお、小中学校や幼稚園のトイレ洋式化改修についてのご質問に関しましては、教育長がお答えいたします。 ○議長(林茂君) 井上教育長。 ◎教育長(井上幸直君) 山田議員のご質問にお答えいたします。  小中学校や幼稚園のトイレ洋式化改修事業につきましては、国の国土強靱化関連事業における学校施設環境改善交付金を活用し、平成30年度から3年間での整備を計画しております。校舎の新築や改修の際に洋式トイレを整備した五泉小学校、村松小学校、愛宕小学校、五泉中学校を除く小中学校及び幼稚園のトイレを洋式化する計画であります。今年度中に全小学校におけるトイレ洋式化改修工事が完了する予定であり、ほかの学校施設につきましても引き続き整備を進めてまいりたいと考えております。 ◆2番(山田正良君) 二、三再質問させていただきたいと思います。  体育館のエアコンにつきまして、全国的な状況を見て調査研究をされるというご答弁でございました。調査研究の中に1つ加えていただきたいんですが、先日設置された市町村の新聞記事がありまして、少々ご紹介させていただきますが、奈良県の葛城市では、ことしの8月に熱中症対策として広域避難所に指定されている市民体育館のほか、スポーツセンターなど全3施設に大型スポットクーラーを設置をした。天井つりダクト型と呼ばれる大型のタイプだということです。排気熱を屋外に放出できるため、より効率的に冷やすことができる。アリーナの広さは972平方メートルで、四隅に1基ずつ取りつけたそうです。市の担当課長は、稼働させると猛暑日でも熱中症になりにくい程度まで室内全体が涼しくなったとのコメントがありました。さらに、コスト面でのメリットもある。機器代と機械室の整備費で1施設当たり約1億円を見込んでいたが、スポット型にすることで工事費を含めて約10分の1まで予算を抑えられた。市では、今後広域避難所である小中学校7校の体育館にも来年の夏をめどに設置するとしております。こういった市町村もあるということでございます。そこで、もう一度お尋ねをいたしますけれども、調査研究の中で現在指定避難所となっているのは47施設あると先ほどお聞きしました。そのうち特に災害等があると利用頻度の多い施設があろうかと思うんですけれども、その施設はどちらでしょうか。お尋ねしたいと思います。 ○議長(林茂君) 落合総務課長。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) ご質問にお答えいたします。  避難所といたしましては、議員がおっしゃるとおりの箇所でございますが、いわゆる基幹避難所ということで8カ所指定してございまして、うち体育館を要する学校が5つ、5カ所ございます。それは、ほかの避難所に比べて比較的早くに開く可能性があるとこだと思っております。現在、先ほどご答弁させていただきましたが、学校につきましては普通教室について全てエアコンを設置したということでございます。普通教室のエアコン等、また状況を見ながら、活用しながら、また先ほどのご提案のエアコンでございますが、性能も向上し、また経費等もこれから大分下がってくることも想定できますので、さまざまなことを研究しながら今後検討してまいりたいと思っております。 ◆2番(山田正良君) 基幹避難所があって、その中で体育館もある。ことしは、川東小学校体育館利用された。あと五泉中学校体育館も利用されているということであります。その利用される体育館を優先的に整備をしていただくよう要望しておきたいと思います。  次に、長寿命化計画、個別計画の件でございます。ご答弁の中で令和2年度末までにつくるという方向で検討されているということでありますが、現在公共交通、道路、橋梁含めていっぱいあるわけでありますけれども、進捗状況や策定状況についてそれぞれお尋ねをしたいと思います。 ○議長(林茂君) 塚野財政課長。 ◎財政課長(塚野亨君) 当市の長寿命化計画の策定状況でございますが、今現在道路、橋梁、公園、それから公営住宅、林道、下水道について策定済みとなっております。そのほかの施設につきましては、先ほど申し上げましたとおり、令和2年度中ということで策定作業を進めていきたいというふうに考えております。 ◆2番(山田正良君) わかりました。  キッズスペースについて。既存の施設の利用は難しいというお話でございました。子育て支援センター等があるので利用せよということでございますので、そのようにまたPRをしていきたいというふうに考えております。  公共交通についてであります。私が伺った意見の中で、自転車で乗り継ぎしたい、あるいはタクシーで乗り継ぐことも想定されるわけなんですけれども、特に自転車で行って、自転車を置く場所があって、乗り継ぎができる場所ないでしょうかと。支所まで自転車大変だ、東のほうにも欲しいというお話ありました。さくらアリーナ、村松体育館、自転車置場があります。中のロビーで待っていると、バスいつ来るかわかんないぞと、そういう状況もありますもんで、バスが見えるあたりに囲いをこしゃって、それでそういった設備をするということで乗り継ぎの負担の軽減を図ることができるのでないかなというふうに思っております。そこで、今ほどのさくらアリーナ、ご検討いただけるものかどうかお答えいただきたいと思います。 ○議長(林茂君) 佐久間企画政策課長。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 乗り継ぎの場所の囲いのある建物をということでございますけれども、現在囲いのある建物については数カ所しかございません。その反面ですね、停留所について結構箇所数があるものですから、さくらアリーナも含めて検討させていただきたいと思います。 ◆2番(山田正良君) あと五泉地区の乗り合いタクシーについてでございますが、西のエリアから東のエリアへは行けない。共通エリアまでとなっている。しかしながら、共通エリアの近く、周辺にある東側の医療機関、公共交通、スーパーなどは公共エリア扱いとしているというふうに案内がされております。対象となる施設は、どれくらいあるんでしょうか。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 共通エリア外のですね、施設への行き来の関係でございます。午前中、羽下議員のご質問にも答えたところでございますけれども、これについてはですね、病院であるとか、スーパーであるとか、公共施設であるとかであって、ちょっと今箇所数は何カ所であるというのはですね、動きますので、はっきりは申し上げられませんけども、10カ所ちょっとぐらいはあります。(後段に訂正あり) ◆2番(山田正良君) もうちょっとあったような気が私したんですが、50カ所ぐらいあったような気がしたんですけれども、そういう何か・・・・ ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 先ほど申し上げました箇所でございますけれども、50まではちょっとなかった。30カ所ぐらいかと・・・・          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午後 2時44分 休憩                                                      午後 2時45分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 大変申しわけございませんでした。山田議員のおっしゃるとおりですね、50カ所以上ございまして、今私数えたところ六十数カ所ございましたので、訂正しておわび申し上げます。申しわけございませんでした。 ◆2番(山田正良君) ありがとうございました。じゃ、60カ所を超える数が共通エリアの外にあるということで、まさに共通エリアが拡大されているというふうに私は認識をいたしました。今後は、公共交通ますます重要になると思います。村松地区の路線の検討、また利用者がふえて継続可能な交通手段となるよう要望しまして、一般質問終わります。  ありがとうございました。 ○議長(林茂君) それでは、15分間休憩します。          午後 2時46分 休憩                                                      午後 3時05分 再開          〔副議長、議長と交代し議長席に着く〕 ○副議長(剣持雄吾君) 再開いたします。  次に、通告7番、長谷川政弘君。 ◆11番(長谷川政弘君) 清流クラブ、長谷川政弘です。よろしくお願いします。  最初に、防災行政についてお聞きします。台風19号による豪雨災害は、死者98名、行方不明者3名、負傷者484名、71河川で140カ所の堤防決壊、住宅被害8万戸余りと、氾濫による浸水被害では西日本豪雨を超え、1つの台風による被害としては最も甚大な被害になりました。県内でも長岡市、阿賀町、津南町などで床上、床下浸水被害が相次ぎ、中でも長岡市ではハザードマップでは想定していない地域で想定外の浸水被害がありました。そこで伺います。今回長岡市の事例、信濃川が過去最高水位を記録してバックウオーター現象が起き、支流の太田川の水位上昇によって小規模河川の浄土川の水があふれたというものでした。五泉市でも大河、阿賀野川の増水で早出川でバックウオーター現象が起きた場合、早出川に流れ込む小規模河川で内水氾濫が起き得る場所があるのか、またその地域がハザードマップ上で洪水浸水想定がされているのか伺います。  次に、河川水位計の設置状況について伺います。現在県内では、100河川ほどでデータ送信が可能な水位計が設置されているようですが、五泉市の河川でこのような水位計、何基設置されているのか、また河川水位設置場所はどのような条件と状況でその位置、場所が設定されるのか伺います。  また、県河川管理課は、来年の出水期までに中小河川に水位観測だけに特化した危機管理型の水位計を新たに設置する予定としていますが、五泉市の中小河川にも設置される予定があるのか伺います。  次に、阿賀野川上流にあるダムの放水量情報について伺います。阿賀野川は、福島県、群馬県に源流を持ち、県内を流れ、日本海に注ぐ日本有数の1級水系阿賀野川水系の本流でありますが、その上流には電源開発を目的とする利水ダムが只見川水系10カ所、阿賀野川本川として6カ所のダムがあります。利水ダムは、洪水時以外は発電落差を確保するため、常時満水程度を維持しています。特に只見川最上流に位置し、1類型ダムで高さ150メートルの日本有数の貯水量を有する奥只見ダム、田子倉ダム、この2つのダムが緊急放水を行った場合、その下流域は甚大な被害が出ます。福島豪雨の際も下流自治体では只見線鉄橋が崩落するなど、今なおその復興がなされていません。阿賀町でも未曽有の被害となり、五泉市でも佐取地区を中心にかつてない水害となりました。そこで伺います。最上流部の大規模ダムが緊急放水を行った場合、下流部のダムもあわせた形で放水をするのか。また、どのようなマニュアルで、いつ五泉市に連絡が入るのか。上流部放水の水がどのくらいの時間で馬下に到達するのか伺います。  次に、阿賀町では上流にあるダムの放水量が浸水被害に影響するケースが多いことから、住民が上流の降水量や放水量を危険判断の目安にしていることから、ダムの放水量も町民に伝えるとしています。国土交通省も洪水情報として指定河川洪水情報、氾濫危険情報レベル4及び氾濫発生情報レベル5配信をエリアメールなどで行っていますが、上流に利水、治水を目的としたダムが16カ所もある阿賀野川では、ダムの放水情報も危険判断としては非常に重要と思います。五泉市でも市民に対しこのような情報提供を行ってはいかがか伺います。  次に、災害対応業務の実施体制の確保について伺います。三条市などでは、たび重なる豪雨水害に見舞われたことから、災害対応マニュアルとして、水害対応マニュアル、震災対応マニュアル、雪害対応マニュアルと、細かく対応マニュアルの整備が行われています。本年6月には、水害対応の総合防災訓練も実施されています。そこで伺います。五泉市では、災害対応マニュアルの整備がどのように行われているのか、また三条市では職員対応マニュアルの整備も行い、誰が何を行うという視点で平時から訓練や職員の意識啓発等を実施されています。五泉市では、職員並びに庁舎内災害対応訓練が実施されているのか伺います。  次に、産業振興についてお聞きします。現在中小企業庁では、町なかや商店街を取り巻く環境は、人口減少、少子高齢化等の外部要素と経営者の高齢化、人手不足等の内部要素の両面から大きく変化し、この環境の中で事業を継続していくために地域に求められる商店街であり続けることが必要であるとしています。また、基礎自治体は地域経済の中で商店街が担うべき役割を考え、商店街とともに地域をつくることができる存在であり、重要な役割を担っていると考えられるとして、政策のあり方検討をし、まとめています。このようなことから、五泉商工会議所、村松商工会連携のもと行われているごせん起業者応援事業と思いますが、その事業実績と成果を伺います。  次に、クラウドファンディングを活用した支援事業について伺います。五泉市でもふるさと納税を活用したクラウドファンディング、村松公園桜再生プロジェクト応援寄附金を行っていますが、これを産業振興策として取り入れてはいかがか。阿賀野市では、中小企業者、創業者、新規就農者などに向け、商品、サービスの開発や新たな事業分野への展開などを対象事業として、クラウドファンディングにかかる費用に対する助成、組成手数料、特典商品の配送費など、クラウドファンディング活用支援事業が行われています。その中には、阿賀野市ならではのファンド事業が多く展開されています。蜜源再生はちみつファンド、酪農農家ジェラートファンド、安田瓦テーブルファンド、クラフトビールファンドなど、また事業者が協力して阿賀野ふるさと投資ツアーを開催してまちの魅力発信に努めておられます。五泉市でもこのような事業展開を行ってはいかがか伺います。  次に、社会教育行政、公共施設使用料の料金などの見直しについて伺います。2月定例会において、行財政改革大綱に基づき多くの条例改正議案が提出されて、公共施設使用料の見直しがなされました。急速に人口減少が進む中で、行財政改革または受益者負担の公平性を確保する上で非常に重要と思います。しかし、使用料の設定、減免のあり方、利用料の徴収のあり方など、体育団体、文化団体、多くの市民から見直しを求める声が上がっています。国の中央教育審議会における社会教育推進の基本的考えとして、地域における学習を活力あるコミュニティー形成、きずなづくりに積極的に貢献できるものとし、社会教育行政が地域の多様な主体とより連携、協働していくものとするとありますが、五泉市社会教育団体とのコミュニティー形成、きずな、連携が現在とれていると思われるのか伺います。  また、今回受益者負担を求めた施設には学校開放施設の体育館やギャラリーが含まれています。学校施設を開放して市民などから利用料を徴収するということは、一つの事業としての色分けになるわけですが、教育施設としての維持管理費、施設開放としての維持管理費がどのような計算方法で使用料1時間当たり1,000円という金額が設定されたのか伺います。  学校開放、プール、ジョギングコースなど、市民が自身の健康増進、生涯スポーツなどでの生きがいを感じるために大事な施設開放事業です。市民が受益者負担を担うのであれば、いかに利用しやすく、楽しめるものとして行わなければなりません。これらの施設時間使用料の設定だけではなく、定期利用の使用料の設定も行ってはいかがか伺い、壇上からの質問とします。 ○副議長(剣持雄吾君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 長谷川議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、防災行政についてであります。まず、バックウオーター現象でありますが、大雨により増水した本流の流れにせきとめられる形で支流の水位が急激に上がる現象であります。これにより合流地点の上流で支流の堤防の決壊や河川周辺で内水氾濫を引き起こす可能性があるものと考えております。しかしながら、ハザードマップは河川の外水氾濫を想定しており、内水氾濫の浸水まで想定しておりません。台風19号においては、長岡市の浄土川など各地でバックウオーター現象により大きな被害が発生したことから、本市においてもこれらを想定し、十分に注意して水害対応に当たりたいと考えております。  次に、河川水位計設置状況でありますが、設置の経緯については河川管理者に確認いたしましたが、以前から設置されているものであり、詳細は不明とのことであります。現在市内に19カ所設置されており、平時から水位を計測する河川水位計が9カ所、河川の増水時に稼働する危険管理水位計が10カ所設置されております。これら水位計をもとに、国や県の河川防災情報システムで水位情報を確認しながら災害の発生を警戒しております。今後河川管理者とともに中小河川への水位計設置について必要箇所を検討してまいります。  次に、阿賀野川上流にあるダムの放流量情報についてであります。阿賀野川上流には、東北電力所管の揚川ダムがありますが、揚川ダムの放流量情報につきましては、放流前に連絡をいただいております。放流量に関しましては、国や県の河川防災情報システムで確認して対応に努めております。阿賀野川上流での放流については、福島県三島町にある宮下ダムからの放流が馬下に到達するまで、最速到達時間約8時間とのことであります。ダムの放流に関する情報に関しては、東北電力のホームページにて確認ができますが、上流部のダムから緊急放流等の危険が想定される場合などは、防災行政無線での周知等、市民への情報提供の方法について検討してまいります。  次に、災害対応業務の実施体制の確保についてでありますが、五泉市の災害対応のマニュアルといたしまして、五泉市地域防災計画の中で災害に応じて配備体制を定め、災害対応業務に当たっております。職員の行動計画については、8カ所の基幹避難所や佐取、大蔵の特定避難所に職員を配置し、避難所対応を一部職員に指示しておりますが、職員一人一人の行動計画は作成しておりません。職員の訓練につきましては、本部設置訓練やあんしんメールを利用した職員招集訓練などを行い、職員の防災意識の向上を図っております。激甚化する災害に対応するため、地域の自主防災組織との連携を図りながら、自助、共助の重要性のPRに取り組み、より一層の防災対策に努めてまいります。  続きまして、産業振興についてのご質問であります。初めに、ごせん起業者応援事業の実績とその成果についてであります。本事業の内容につきましては、店舗の新増改築費で100万円、改修費で50万円、建物賃借料で月額5万円の12カ月分をそれぞれ上限とし、市内で起業する方を支援する制度であります。平成28年度の事業開始以降、これまでに延べ11名の方が活用し、さまざまな業種で起業しております。店舗の新築に対する助成は3名、改修や建物賃借料に対する助成は8名で、このうち商店街での起業は3名であります。助成した金額につきましては765万5,000円、対象事業費は5,694万4,000円で、業種につきましては、美容室、飲食店、宿泊施設、雑貨店となっております。  また、クラウドファンディングを活用した支援事業についてでありますが、起業者がクラウドファンディングに取り組む場合の支援策について、阿賀野市を初め他の自治体の実例を参考に調査研究してまいりたいと考えております。  続きまして、社会教育行政についてのご質問であります。初めに、シーズン券の導入についてであります。本年6月から公共施設の使用料の見直し等が行われ、この間利用者からさまざまなご意見があり、定期券、回数券についてもご要望をいただいております。個人で利用する総合会館や村松体育館のジョギングコーストレーニング室、市民プールや村松プールについて、回数券等の導入を検討しているところであります。  次に、学校開放の施設使用料の単価の根拠についてであります。学校開放の施設使用料につきましては、施設使用料の見直しにより新たに料金設定された施設であります。料金設定に当たりましては、県内の他市の状況を調査いたしましたが、無料としている市は6市、使用料金を設定している市が13市あり、体育館の規模や分割使用の設定、照明料の有無などがありますが、1時間当たり100円から1,020円となっておりました。学校開放施設の体育館の料金を設定するに当たりましては、旧小中学校の体育館であった川内体育館、十全体育館、山王体育館の使用料を参考にしたものでありますので、ご理解賜りたいと考えております。  以上であります。 ◆11番(長谷川政弘君) 防災のほうからでありますが、ハザードマップは外水氾濫の色分けでしか今現在作成されていないというお答えでありました。今回のような長岡市での事例があります。今回の10月13日の阿賀野川の水位は、前回の福島豪雨から見ればかなり少なかった現状があります。ただし、私今申し上げましたとおり、上部のダム、緊急放水という、台風19号の際もテレビ中継などで日本各地あちこちの大規模ダムがこれから緊急放水をあと5時間後に行うとか1時間後に行うという報道がなされております。大河阿賀野川も、信濃川のぎりぎりまで上がった場合は早出川から上がってくる可能性もありますので、その辺も今後危険判断の一つとして見ておいていただきたいと思います。  水位計は、19カ所あるということですので、新たに来年設置されるという予定はないんでしょうか。 ○副議長(剣持雄吾君) 落合総務課長。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) 水位計の設置につきましては、議員がおっしゃるとおり、県のほうと協議をしながらということで今やっておるとこではありますが、来年度また県のほうの計画、予算等もありますものですから、私どもとしましては、より多くの水位計があれば情報も集まってきますので、私ども名前からして川に囲まれた市でございますので、要望もしていきたいと思っております。 ◆11番(長谷川政弘君) 五泉市にも中小河川、危険な河川が何カ所か私はあると思っております。水位計の設置ができる場所があれば、危険判断の目安として水位計は大事でありますので、県のほうに要望願いたいと思います。  ダムの話はこれでいいんですが、阿賀野川のところに市の防災無線と同じで危険判断を知らせる、広報する、サイレン鳴らす装置がある際に、あのところでは東北電力揚川ダム発電所ですという言葉から始まって、これから阿賀野川の水が急に出ますという判断であのサイレンが鳴るわけですが、緊急放水なりこれから水が出るという際に、上流ダムが緊急放水した場合、揚川ダムの情報だけ聞いていても、30分もしないうちに五泉市に最高量の水が到達すると思われますが、先ほどの答弁でありますと、五泉市独自で東北電力のほうを調査して市民に広報すると答弁されましたが、上流の大規模ダムが緊急放水という措置をとる際に、下流部の自治体にはそういった連絡が国土交通省のほうからは何も入らないんでしょうか。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) 揚川ダムのほうからは、放流に関しまして今議員がおっしゃいましたとおり、また答弁させていただきましたとおり、連絡は入りますが、上流部につきましては阿賀野川河川事務所のほうを通じまして、放流情報というのが入ってくるということがございます。私どももそれらの情報を踏まえて、先ほど市長のほうの答弁もございましたが、時間が例えば只見川の上流の宮下ダムですと8時間ぐらいあるわけですが、それらを踏まえまして、住民の皆さんに事前にやっぱり情報提供は今後必要じゃないかということで、防災行政無線を通じた中で河川周辺の住民の皆さんへの情報提供についても検討をまたさせていただきたいなというふうに考えておるとこであります。 ◆11番(長谷川政弘君) わかりました。宮下ダムのとこから来ればそれでいいんだと私も思っています。あのダムが治水管理、下流域の新潟市一帯を治水管理している場所の基点となっていて、馬下が危険判断の基点となっている場所ですので、宮下ダムで調整するわけですので、宮下ダムの情報をいち早く五泉市に入れていただいて、その情報をできれば市民にインターネット等でお伝えいただければ、より早い段階でその情報が市民も得られると思いますので、よろしくお願いいたします。  産業振興は、クラウドファンディング、若者たちが新しい起業を考えているときに、ぜひ商工団体だけではなく五泉市もそこにかかわって、若者たちの新しい起業の助けになって、補助金出すだけではなくて、若者たちの新しい産業を立てるんだという思いにはぜひ行政も一緒に携わっていってもらいたいと思います。  施設使用料ですね。ちゃんと答えていただきましたし、使用料についてもプールなんかは期間が幾らの期間でもない中で、1回しか使わないという人よりも定期的に毎日使うという方の人数のほうが絶対量多いと思います。健康維持のためにプール使っている方々が大勢おられますので、プールなんかはぜひその年のシーズン券、もし使われなかったら還付で返すやり方をちゃんと整えていただきたいと思います。  先ほども市長の答弁にもありましたが、県内多くの自治体で、学校開放の場合、私もあちこち調べたんですが、学校開放の場合は全国各地、私が今壇上で申し上げたとおり、教育施設としての維持管理費の数字、施設開放としての利用者の数からその維持管理費を割り出して、必ず利用料金というものを出す計算式が必要なはずなんですよ。どの自治体も結構みんな計算式整えてやっている中で、なかなか難しいなという自治体は大体が照明料300円とか電気料300円とかなっているところがほとんどです。学校施設の体育館と先ほど来おっしゃっていた川内、十全の今体育施設として使用している体育館が維持管理費、利用料が同じ料金ということはあり得ないはずなんです。その利用料1,000円を見て学校開放の1,000円を割り出したと市長は答弁されていますが、必ず使用料設定の料金を出すには維持管理費などからの計算式をもとに出すべきと私は思いますが、この使用料を決めた担当課、企画政策課でしょうか、課長、答弁お願いします。 ○副議長(剣持雄吾君) 佐久間企画政策課長。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 学校開放施設の体育館の料金の設定でございますけれども、こちらについては市長が答弁していましたとおりですね、川内体育館、十全体育館、山王体育館の使用料が前例としてありましたので、そちらを参考として算定したというふうに聞いております。 ◆11番(長谷川政弘君) 話がおかしくなりますんで、さきに算定したときどういう算定方式で算定したんだという話を聞かないと、行財政改革上、今まで使用料を取らなかったところを行財政改革を行うために使用料の設定をして使用料をもらうことにしたのであれば、それを割り出す金額の算定方式があるはずなんです。そこら辺も、川内、十全なども、ほかの体育施設も全くの算定方式なしに全ての料金設定が行政改革という名のもとでやられたんですか。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 使用料の算定に当たりまして、長谷川議員がおっしゃるとおりですね、年間に幾ら維持管理経費がかかるのかというふうな、かかる経費をもとに算定されるべきというのが基本だというふうに考えております。ただ、全市的な使用料を今回受益者負担の原則、それから減免基準の見直しを行う中で、今まで使用料があったものについて、余り差が生じるものについては、例えば学校開放の例ですけど、先ほど申し上げましたように、前の例があるので、私前の使用料はどういうふうに出していたかはあれですけども、差をですね、余りつけてはいけないということで、緩和する意味で学校開放については従前あった、先ほど申し上げました体育館ですね、そちらの使用料と均衡がとれるように料金を設定したものというふうに考えております。 ◆11番(長谷川政弘君) 堂々めぐりになりますので、私が言っているのは残存の学校施設は教育施設であって、教育で使う体育館の維持管理費があって、学校開放で使う維持管理費を割り出すんであれば、通常よりも学校開放の利用料金は設定方式でやれば安くなるはずなのが一律というのは少しおかしな話だなと思って、行財政改革という言葉をお使いになっている以上は、必ず何かしらの算定方式をもって利用料の設定をしなければいけないことになっているはずです。それをしないで利用料を決めた限りは、利用料金のある程度の見直しはお願いしたい。2月定例会の委員会の中でも私申し上げました。皆さんが割り出した、計算方式ない中で、1時間当たり1,000円という、算定方式もない中で利用料金1,000円という金額が出てきました。今現在そこで使われている方々が、半面ね、体育館は大体2面使えますから、そこで1,000円ということは1団体1時間500円なんでしょう。その団体が1時間で終わるわけありません。学校開放を使う人たちは、働いてきて夕御飯を家で食べて、それから7時半から9時ぐらいまでの間利用するのがほとんどです。1時間で何できるんですか。私は、指導者としてバレーボールを教えていたことありますが、ちゃんと準備体操しない人間は絶対やるなというふうに常に指導していました。準備体操をやって、立つ鳥濁さずで前より、子供たちが使った分もきれいに学校の中をモップかけていきなさいというふうにしていました。準備体操と終わってから道具片づけてモップがけすれば大体1時間かかるんですよ。準備体操とモップがけで1時間。それでもう1日2時間借りたとして1,000円ですよね。そうすると、その団体が1カ月4,000円払うことになります。大体学校の行事で使うと、10カ月使うと見ても、1つの団体が4万円、1年間、かかるんです。新潟市では、使用料の設定を早くして、学校開放施設やら体育施設はほとんど時間じゃありません。定期利用で、使わなかった場合に還付措置をしっかり金額も入れてやっています。新潟市は、1回当たりの体育館の使用料、1団体1年間1万6,000円にして、使わない分を後で還付するという、計算方式もうしっかり整えた中で新潟市はやっています。臨時利用の場合は、片面で1時間200円。なぜ隣同士の市町村で、片や1時間で4万円。2時間使用すると、10カ月使用したとして1団体8万円ですよ。五泉市の体育団体が1年間に8万円の使用料を納めて、片や新潟市の体育団体は1年間1万6,000円。こんなに違うのって、どういうふうにすれば、こういう計算式で、同じ社会教育施設、また学校施設としての利用の均等性、よその自治体を全部見ろとは言いませんがね、余りにも値段が違い過ぎる。この辺をしっかり来年に向けて考えていただきたいと思います。最後に、市長からそのお答えを少しお聞きして終わりたいと思います。 ◎市長(伊藤勝美君) 議員からもお話ありましたように他の自治体と比べるものでもございませんけども、新潟市は新潟市の財政事情、また見直し等もあろうかと思いますけども、いろいろな面あろうかと思いますけども、今現在のところ、どのような支援策、また学校開放の仕組みづくりできるのか、今まで、午前中の議論もございましたが、あわせてですね、検討させていただきたいと思います。 ○副議長(剣持雄吾君) 次に、通告8番、安中聡君。 ◆9番(安中聡君) 安中聡でございます。3,316票もの五泉市民の皆様からの支持をいただいてまいりました。その支持に応えるべく、しっかりと頑張る所存でございます。  さて、本日行わせていただく一般質問は、市民の皆様から五泉市に対してのさまざまな意見、また疑問から構成させていただいております。その意見や疑問、そういったものをはっきりさせるために一般質問させていただくというところでございます。  まず、雪おろし補助事業について質問いたします。積雪が多い時期には、市民は大変な思いをして雪おろしというのを行っております。中には、雪おろし中に亡くなってしまうと、大変痛ましい事件も起きております。  さて、五泉市においては自力では屋根の雪おろしができない世帯に対する補助、それをしているはずでありますけれども、現在は高齢者や障害者、また15歳以下の児童のみに限定しているようです。しかし、高齢者や障害者、15歳以下の児童のみに限定するのは一体なぜなのか。女性だけの世帯、またそういった世帯は健常な男性と比べて体力的にも劣り、雪おろしが危険な市民というのも多くございます。特に五泉市は、少子高齢化が進んでいる上に、自由に公共交通を利用して運動施設を訪れることも、またお金を積まないで運動することも難しくなってきております。五泉市は、お金を使わずとも市民が体力増進できるような政策を熱心に進めているわけでもないのに、一歩間違えば死亡してしまう雪おろしに対する補助には制限を設けていると。体力的に屋根の雪おろしが危険と思われる方の世帯もしっかりと補助に含めていくべきではないか、回答を下さい。  次に、北五泉駅の管理運営について質問いたします。五泉市は、今年度で北五泉駅に人を置いての管理運営をやめるというような話を聞いたが、なぜなのでしょうか。駅の管理は、五泉市が券売のために人を配置しなくともJRが行っていくでありましょうけれども、たとえ券売行為といえども駅に人がいるか否かというのは、五泉市のにぎわいを支える駅の機能の一つであり、誰かが駅にいるとすぐにコミュニケーションをとることができる、そういったことはとても重要なことであります。また、防犯の面でも、たとえ防犯カメラ等々があったとしても、やはり人がいるかいないかでかなり変わってくるものでございます。そう指摘する市民の意見はもっともでございますし、私もそう思い、JRから話を持ってきたのならいざ知らず、五泉市側のほうからやめたいと切り出すなどというのは、およそ五泉市の発展を考えているとは思えない行為だというふうに考えております。さて、北五泉駅に券売を行う人がいなくなることによって、五泉市に所在する電車の駅で常時人がいない、いわゆる無人駅の割合というのはどのくらいになるのか、回答を下さい。  次に、社会教育関係団体について質問いたします。社会教育関係団体の施設利用における減免目的というのは一体何なのか。私は、裕福な人たちが集まって自分たちの団体方針、また利益に従って活動しているというようなことであるならば、施設利用料を徴収するということはやぶさかではないというふうに考えております。しかし、社会教育関係団体というのは果たしてそのような団体でございましょうか。少なくとも私の知る彼らは、少ない持ち金を支出してさまざまな形で五泉市のために貢献している団体でございます。また、生活が苦しく、お金を工面することもままならない市民、そういった方にも参加してもらい、生きがいを持ち、健康的に文化的に生活、活動して、もって病気などにかかりづらくなり、医療費抑制などにも効果があるという目に見えづらい効果も期待できるからこそ、施設利用料については免除すべきだというふうに考えております。しかし、五泉市の考え方は違うらしく、ことしの6月から施設利用料を取り始めてまいりました。五泉市は、社会教育関係団体から了承を得たと考えていると思いますけれども、施設利用料を全額免除してほしいというような意見というのは出にくいというふうに考えております。なぜかといえば、関係団体がそう主張することはお金に汚い団体だと世間からにらまれるおそれがあるからであり、五泉市行政による関係団体の足元を見た行為であり、施設利用料の免除からお金を取る減免への変更というのは、そもそも五泉市の未来を考えているとは少なくとも私にはとても思えません。こうしたことし6月からの減免変更は、五泉市として周囲に誇れる生涯学習などの社会教育を推進することになるすばらしい変更だったのかどうか、そう言えるのかと、ご回答下さい。  次に、教育委員会の共催や後援について質問いたします。どのような基準、プロセスで共催や後援を決めているのか、それぞれどのような協力を行うのか。協会などが大会などを開くに際しては、来るべき日に備えてさまざまな準備をしてきていると考えております。時には、他地域に住む子供やその保護者など、関係者が多数に上ることもあるというふうに考えます。そのようなとき、例えば台風などの襲来が予見されていても被害が必ずしも確定されているわけではない、そういった形もあると思いますし、そうである以上、大会などを開催したいというふうに考えたりするのは開催者としては理解できるところでもあります。中止を決定するにしても、子供や保護者の理解、そういったものを得ない中止というのはおかしいというふうに考えております。  ところで、最近全国的に大変痛ましい被害を出した台風が来襲したことがございましたけれども、例えば五泉市教育委員会はそうした台風が来襲するかもしれない事態に対して、率先して大会などを中止するように要請し、聞き入れない場合などには共催や後援を決定した団体に対して、後に教育委員会の意向を無視するというふうなことで、そのときの開催予定の大会等だけでなく今後の共催や後援というのを一切断ることがあるのかどうか、その点について回答を下さい。  最後に、市長や議員等の給与、報酬削減について質問させていただきます。五泉市の財政が大変なことになっているから、今まで市民に還元されていた補助や減免、免除などの措置が見直しされ、税負担がふえたというふうに考える市民は多数おります。社会教育関係団体への施設利用料の免除、変更というのは、特にその側面が強いというふうに考えます。しかし、逆に五泉市は、私が以前議員だったころに比べて、市長や議員の給与、報酬を増額しており、およそ財政が厳しい地方自治体がする行動をとっているとは思えません。新潟県では、県知事などが自分も含めた削減を行ってから県民に負担を求めているというような形をとっているようでありますけれども、世間の常識としてはそれが当たり前のことであり、私もそれが常識だというふうに考えております。五泉市は、常識的に言っておかしいのではないかと、そう疑問を口にする市民は多数に上るし、それは正論だと私も思います。そして、そう思うからこそ、以前から市長や議員の給与、報酬を削減するべきというふうに主張してきた私に対して3,316票もの期待を寄せたんだろうと、少なくとも私は考えております。したがって、最低でも私が以前に五泉市議会議員だったころの給与、報酬水準にまず戻すべきではないかと考えますけれども、ご回答下さい。  以上、簡単ではありますけれども、壇上からの質問を終わります。 ○副議長(剣持雄吾君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 安中議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、雪おろし援助事業についてであります。市では、現在15歳以下の児童を含む高齢者や障害者等の世帯など、自力では雪おろしを行うことが困難と思われる世帯について、福祉事業として費用の一部を助成しております。平成23年度には、高齢者のみ世帯を対象としておりましたが、団体等の要望により、障害者世帯等を対象に加え、年度1回の助成を2回までとするなど、要綱を改正しております。助成対象の拡大についてでありますが、高齢者等の安全確保が目的でありますので、現行を維持し、在宅生活の支援を図ってまいります。  続きまして、北五泉駅の管理運営についてのご質問であります。北五泉駅の券売所につきましては、利用者の利便性の向上を図るため、平成6年に建設し、これまで利用されてまいりました。平成20年度にSuicaの改札機が設置され、乗車券等の販売件数が平成20年度の2万7,000件から平成30年度には1万4,000件と、約半数に減少しております。また、ことしJRが乗車駅証明書の発券機や列車の情報が表示されるモニターを設置し、利用者に不便をかけることなく利用いただけるようになったことから、券売所としての一定の役割は果たされたものと考え、来年3月をもって廃止するものであります。防犯につきましては、現在設置しております防犯カメラ等を活用しながら、犯罪の防止に対応してまいりたいと考えております。なお、市内で人が常駐している駅は五泉駅のみで、残りの4駅については常駐しておりません。  次に、社会教育関係団体の施設利用についてのご質問であります。社会教育関係団体は、体育やレクリエーションを含む社会教育に関する事業を行うことを目的とした団体であり、団体への減免は社会教育に関する活動を推進するために行うものであります。しかしながら、受益者負担の原則により、施設を利用しない人との負担の公平性を確保するため、平成30年12月に施設を利用する際の減免に関する基準を設けたところであります。  続きまして、特別職の給与や議員報酬についてのご質問であります。平成29年度に3回にわたって、五泉市特別職報酬等審議会が開催され、審議の結果、平成18年の合併以前より特別職の給与及び議員報酬の改定がなかったこと、加えて合併後議員定数の削減に取り組み、職責の重さが増大したこと、また人事院勧告及び社会経済情勢の変化等を考慮し、引き上げを行うことが適当であるとの答申を受けたところであります。それを受けまして、平成30年2月議会において、条例の一部改正についてご審議をいただき、同年4月1日から改正し、現在に至っております。  なお、教育委員会の共催や後援についてのご質問に関しましては、教育長がお答えいたします。  以上であります。 ○副議長(剣持雄吾君) 井上教育長。 ◎教育長(井上幸直君) 安中議員のご質問にお答えいたします。  教育委員会の共催や後援についてであります。教育委員会では、共催または後援を希望する団体等から申請があった場合、五泉市教育委員会の共催及び後援に関する要綱に基づき、主催者及び事業内容が承認基準を満たしているかを審査して、その都度その可否を決定しております。共催とは、文字どおりその事業について他の主催者とともに企画運営に当たり、責任の一部を分担するものであり、後援とはその事業の実施に当たり、後援の名義を与えるものであります。なお、共催や後援の有無にかかわらず、多くの市民や児童生徒が参加する事業の開催は、安全を第一に考えております。  以上です。 ◆9番(安中聡君) それでは、再質問させていただきます。  まず、雪おろし援助事業についてということで再質問させていただきます。福祉事業として実施しているというふうにお答えいただきました。また、高齢者の危険防止についてというふうに考えているということであります。ということは、障害者等々は後で加えたというふうな話ありましたけれども、それ以外の方の危険防止については市としては一切考えておらんということで理解してよろしいんでしょうかね。そのあたりいかがでしょう。 ○副議長(剣持雄吾君) 熊倉高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長兼五泉地域包括支援センター所長兼村松地域包括支援センター所長(熊倉雅行君) 高齢福祉課長の熊倉です。  一切考えていないということではございませんで、市長の答弁にもあったとおり、もともとが高齢者のための冬期の安全確保及び在宅生活の支援の制度でございます。そこに後から障害者等という要件が加わったことでございまして、議員おっしゃる体力のない方、あるいは女性のみの世帯というのを全く考えていないということではございません。この要綱の中で範囲を明瞭にしてあるということでございます。  以上です。 ◆9番(安中聡君) 全く考えていないというわけではないというんであれば、やはり援助していくべきかというふうに考えます。積雪が少ない時期、また多い時期というようなのは、残念ながら読めないというところであります。市民の方も実際に天候がどうなるか、これから冬の時期到来いたしますけども、実際にどういうふうな形で雪が降るのかと、少なければいいななんていう声もありますけれども、こればっかりは人間の力ではどうすることもできないというところであります。実際に積雪大変なことになるということであれば、たとえ体力がなくても何とか屋根の雪おろしというのをしなきゃいけないというふうなこともありますし、でも実際雪おろし何回も何回もしている、経験があるというふうな方ばかりではないというふうに考えます。また、やはり働いていて日中残念ながら高齢者の方しかいないとか、女性の方しかいないというようなことで、雪自体は除雪できるような暇な時期に降ってくれるかというと、そういうわけではありませんので、すぐにも対応しなきゃいけない。でも、体力がない。また、さまざまな中で実際消費税なんかも上がったり、これからだんだん県のほうでも補助事業というのが切られていくみたいな話というのが出てきております。そういった中で、ますます市民の支出というのがふえていく中、年1回を2回にした、回数は少なかったとしても、やはりこれから五泉市に住む、また残念ながら積雪が大変な時期もありますから、そういった方のために、危険なことが起きて実際に亡くなってしまってから責任とろうと思ったって、どうやっても人は生き返るわけではありませんので、やはりそういった危険を防止する意味も含めて、回数を少なくする意味も込めて、やはり専門の業者に頼むことができるような体制づくりというのは必要かと思います。その一つとして、やはりこういった雪おろしの援助事業というのは一つの頼むきっかけづくりということにもなりますんで、ぜひとも補助していってもらいたい。体力の衰えた方が実際に屋根に上って落ちて亡くなりましたなんていうのは結構な頻度としてニュースに、大変なことです。実際そういったことを防止するためにも、しっかりと補助というのを考えていっていただきたいところであります。直近の話を聞くんでありますけども、五泉市でこれまで積雪が原因、屋根の雪おろし等々が原因で亡くなったというように思われる方というのは一体年間どれぐらいの数になるのか、それぞれ年度でわかれば答えていただきたいと思いますけども、いかがでしょうかね。 ○副議長(剣持雄吾君) 暫時休憩します。          午後 4時03分 休憩                                                      午後 4時04分 再開 ○副議長(剣持雄吾君) 再開いたします。 副市長。 ◎副市長(五十嵐明君) 直近ということでおっしゃいましたけれども、直近ではちょっと記憶がございませんで、私どもの今の記憶たどってみますと、十数年前にお一人おられたように思います。ただ、申しわけございませんが、年度までははっきりしておりませんが、調べろと言われればちょっと時間をいただくということになろうかと思います。 ◆9番(安中聡君) 記憶している段階では十数年前にあったということでありますけれども、それがことしあるかもしれないし、来年あるかもしれないというところでありますんで、やはりそういったことが起きる前に、これは一種の、本当に大変な危険防止のためでもありますし、また実際に雪おろし関係で事業者を今後機会があれば頼んでいくというような呼び水にもなるということですから、ぜひ検討していただきたいというところであります。  さて次、北五泉駅の管理運営についてということであります。管理運営自体はJRですけれども、北五泉駅の券売、役目が終わったから終了するんだというような話でございました。ただ、話によればやはり五泉市に駅があった中で、人が常時いるような駅というのは五泉駅のみというふうになっていくというのは、五泉の発展、実際に五泉に訪れて、駅おりてみて周りを歩いてみてなんていうような方々からすれば、やはりちょっと活気がないんじゃないかというふうなことも考えられると思いますし、防犯カメラつけていれば大丈夫なんだというふうな考え方で人を置かないというのもちょっと違うんじゃないかなというふうに考えます。  そこで、ちょっと聞くんですけれども、そもそも北五泉駅の券売業務終了しようというふうに考えたその一番最初の動機というのは一体何なんでしょうかね。これはいかがですか。 ○副議長(剣持雄吾君) 佐藤商工観光課長。 ◎商工観光課長(佐藤豊君) 券売所の廃止を検討いたしましたのは、年度別の利用者数の推移を見ながらこのような経緯に至ったというところが一番大きくございます。 ◆9番(安中聡君) 利用者数が年々減少、はっきり言えば定期とかSuicaとか、いろいろありますでしょうけども、実際に券を買う人が少なくなったというのは推移としてはわかるんですけども、ただ目に見えない効果というのはやはりちょっと検討するべきだったんじゃないかというふうに考えます。そのあたりというのはどう考えていますか。実際に人がいることによって安心して朝出かけたり、また北五泉駅でおりたりと、また夕方いることによって、いつもいますねと、きょうも安心だねなんていうような形で利用ができていく。実際北五泉駅というのは、高校生とかそういった方が結構利用されているというふうに思いますけれども、未成年の方がほとんどだというふうに考えます。やはり未成年というのは、大人の目の届かないところでは犯罪を起こしやすいなんていうようなどこかの話もありますし、ただ私はそうは思いませんけれども、ただそういった傾向があるというふうなことを言われている方もいらっしゃいますんで、やはりそういった目に見えない効果というのも判断材料としてこれからも続けていくべきだなというふうに私は思うわけなんでありますけれども、そのあたりはどのように考慮されたのかというのはいかがでしょうかね。 ◎商工観光課長(佐藤豊君) 先ほどから申し上げているとおり、基本的には券売所を廃止したいというのが基本でございます。今ほど議員がおっしゃられたように、高校生の利用も多いかと思いますが、北五泉駅前もいわゆる住宅地という部分で、静かなところではないかと思いますし、先ほどから五泉駅を含めた市内の駅5つの中で、咲花駅、あるいは馬下駅、猿和田駅はどうなんだという議論にもなってくるところもあろうかと思いますので、基本的には券売所の廃止については今ほど議員もおっしゃられたようにですね、Suica等の普及が大きくなって、券そのものの発券がないということでございますので、ただ今までもそうなんでありますけれども、あるいはあそこでトイレとかですね、そういう清掃があるわけでございますので、今これからですけれども、地元の町内会の方に説明をしながらどういう形が一番いいのか見出していきたいというところでございますので、ご理解いただきたいというふうに思います。 ◆9番(安中聡君) いろいろあるんでしょうけれども、ただやはり人が駅にいなくなるというのは、実際あれを改修して人がいるようにする、JRで人を置くというんだったらまた話は別ですけども、そういう話ではないというところであれば、だんだん寂れていくというような原因にもなりますんで、そこはしっかりと考えて、考え直すなりしても私は一向に構わんというふうに考えますんで、そこはどうか目に見えない効果、町内会の意見等々しっかりと考えて、ここをJRともう協議してやめると決めたからもうずっとやめますという話ではなくて、考える余地があるんであればまた再開させてもらいたいというふうな話を持っていくべきだというふうに考えますんで、その辺どうかお考えください。検討ください。  それで次、3番目、社会教育関係団体についてということでお伺いさせていただきます。この件に関して、施設利用料についてさまざまな方が一般質問という形で出してきております。重なるような部分というのを話してもしようがないというところもありますけれども、ただ実際に社会教育団体というのは、私最初のほうでも述べましたけれども、やはりお金がない人でも生きがいを持ちやすいような、今までであればですよ。施設利用料というのが免除されて、お金のない人でも施設利用料免除だから、会員として参加しても負担は余りなくていいよというような形で参加しやすかったんだと思いますけれども、残念ながら今回6月からお金を取るというような形で、実質人数等々、利用者の数等々というのを挙げた経過がありますけれども、やはり減少傾向にある。そんなのは最初から火を見るより明らかなんですけれども、当然お金取るということになれば使用時間というのをちょっと削減しようかとか、また参加人数、そういったお金取るんだったらちょっとやめさせていただきたいというような形で活動を自粛するというような形、また同じお金を払うんだったら五泉にいるよりはむしろ近くの新潟市、そういったところに足を運んだほうがいいんじゃないかというふうな形でそっちのほうに移られるというようなケースも考えられると思いますけれども、そのあたりについてはどのように考えていたのか。実際にもう五泉市でずっと社会教育関係団体としてやってきたんだから、外に人が逃げることも、活動を自粛するというようなことも一切ないんだと、だからお金を取ろうというふうな考えだったのか、そのあたりのことというのはどのように考えていたんでありましょうかね。これはいかがでしょうか。 ○副議長(剣持雄吾君) 松川生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(松川稔明君) 社会教育団体は、会則または規約を有しておりますし、団体の意思を決定し、それぞれ目的を持って活動している団体であります。昨年から、団体の登録数ですが、使用料をいただく前は216団体、それで今現在も216団体。解散したり、新しく登録した団体もありますが、一応数は変わっておりません。そういう状況であります。 ◆9番(安中聡君) 要するに生涯学習課のお考えとしては、団体数が変わんないんだからいいじゃないかというふうな考えということですよね。それってどうなのかなと思いますけどもね。結果的に団体数、解散したり、新しく立ち上げたりしたから、数変わっていないからいいじゃないというのはちょっと違うんじゃないかと思うんですけども。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(松川稔明君) 要するに受益者負担をお願いしたわけでありまして、議員がおっしゃるようにそれだから解散したとかという団体は私のほうでは把握していないという状況であります。 ◆9番(安中聡君) 社会教育関係団体の目的については、お話しされましたよね。さまざまな体育やレクリエーション、そういったもので活動推進を目的としていると。はっきり言えば健康的に過ごしてもらって、私は医療費抑制なんか、そういったものを考えて今まで免除というものをやってきたんだろうなというふうに考えておったわけです。当然お金をこれから取っていくというふうなことであれば、そういった活動というのは自粛されていくと。実際に数値で見てみれば、やはり減少が多くなっていくと。総合会館なんかは、高校生が多数活動を自粛したというようなことでありますけれども、ただやはり一般的に見ても利用者数というのが減少している。そうなっていけば、実際に五泉市のためにならないというのが私の考えであります。  少し聞くんですけれども・・・・          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○副議長(剣持雄吾君) 傍聴席、静かに。 ◆9番(安中聡君) 社会教育関係団体の平均年齢というのは、大体どのぐらいだというふうなのはわかりますでしょうかね。社会教育関係団体としては、やはり登録のときにはメンバー登録、何人、誰がというふうなことで審査等々あると思いますけれども、平均年齢というのは大体どのぐらいになるのかというのはいかがでしょうかね。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(松川稔明君) 社会教育関係団体の認定についてですが、それぞれ申請いただく中で名簿等は出してもらっております。その中で年齢等もあるかとは思いますが、それについて統計とか平均とかは出していない状態であります。 ◆9番(安中聡君) 実際にその実数というのは、実数というか、平均年齢出していないと何とも言えないところはあるんでしょうけども、ただ少なくとも私が知っている団体なんかはどちらかといえばやっぱり平均年齢というのは高い。また、年金暮らしとかお金が十分にあるというわけではない方というのもかなりいらっしゃるというところであります。そういった決して裕福ではない社会教育関係団体に受益者負担をお願いしたいんだというふうなのは、私としてもちょっと違うんじゃないかなというふうに思いますし、大体からして市長、また議員等々の給与と報酬というのを上げておきながら、こういった社会教育団体からお金いただきますというのもちょっと違うんじゃないかな。そういったところを増額するんであれば、やはりこれからの五泉市のことも考えて、また実際に五泉市というのは中心的な施設、利用するためには車で移動してこなきゃいけないと、その燃料代かかりますし、またそういった遠くから来れない、実際に生活保護なんか受けていれば持つことはできない。移動にはバス使わなきゃいけないとか、そういった方で、興味はある、また生きがいをほかに見つけたいんだけれども、残念ながら見つけることができないというような例もあるかと思います。そういったことを考えていけば、そういった貧しい人の健康づくりのためにも、生きがいの見つけ方を指導していくためにも、しっかりとお金のない方も社会教育団体等々、また団体で生きがいを見つけられるんだというような明るい五泉市にしていく必要があると思うんでありますけれども、そのあたりお金がない方に、したくてもできないと、経済的に無理があるというような方への支援というのは何か考えているのか、このあたりはいかがでしょうかね。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(松川稔明君) 社会教育団体については、それぞれ会則または規約等をお持ちでありますので、その団体に属しているということはその会則や規約に基づいて参加しているということで認識しておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 ◆9番(安中聡君) これに関しては、当局側としては減免措置、はっきり言えばお金を取ることというのはやめるということは恐らく考えていないんでありましょうけども、やはりこういったのというのはしっかりお金のない人も参加できるように、またもちろんそれぞれ団体の方針というのがありますし、会費を納めなくてもいい団体ももしかしたらあるかもしれませんけども、でも実際の利用方法としては社会教育団体が施設を利用するに対してお金を払わなきゃいけないというふうになっております。こういったものというのは見直していく、会費を取らなくても、お金の負担というのが少なく活動でき、生きがいを見つけられる、そしてこれからも五泉市でずっと住んでいけるんだという、生きがいを持って健康的に住んでいけるんだというような市にしていかなきゃいけないというふうに考えるんで、ぜひともそのあたり考え直していただきたいというところであります。  ほかに関しては、またそのうちに質問させていただきたいと思いますけれども、社会教育団体全てが市の方針に従う、文句もありませんと、これから存分にやってくださいというような声ではなくて、むしろ諦めの声、もうしようがないや、何言ったって五泉市というのは変わらねえんだというふうな諦めの声というのが多く聞こえております。私が聞く声というのはほとんどそんなもので、もう今さら何言ったってもう五泉市なんか終わりなんだからというのがやはりありますんで、それをしっかりと、違うんだと、これからも五泉市でちゃんと生きがいを持って生きていけるんだよと、お金が大変なような団体があれば、そこは補助なりなんなりしていくんだよというふうなことをしっかりと政策としてやるべきだと思いますけれども、これについてはいかがお考えでしょうかね。 ○副議長(剣持雄吾君) 暫時休憩します。          午後 4時22分 休憩                                                      午後 4時22分 再開 ○副議長(剣持雄吾君) 再開いたします。 ◎市長(伊藤勝美君) 社会教育団体の認識が違うと思っております。社会教育団体は、先ほど言ったようにですね、同じ思いを持った人たちが集まってですね、それぞれの決まり事をつくっていろいろな文化活動、スポーツ活動、そういうことをやっているわけでありまして、貧しい社会教育団体とかですね、お金がないとか、そういうものではないわけでありまして、同じ趣味を持ったり、子供からお年寄りまでいろいろな団体、二百幾つあるわけでありまして、社会教育団体の認識が違いますので、そういった一緒になって健康づくりや文化振興とかスポーツ振興とか、そういったことで集まってですね、大いに活動していただいている皆さんに対しては、精いっぱいですね、支援をしてまいります。ただ、使用料につきましては受益者負担ということでご理解をいただきながらですね、活動の支援を生涯学習、またはスポーツ、学校教育、いろいろな面で支えていきますので、社会教育団体の認識が違いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆9番(安中聡君) 趣味とかこれからの生きがいとかというのは新たに見つけられるというのが、私はそう考えていますし、今興味がないからといって将来にわたって興味がないかというと、そういうわけでもないというふうに考えますんで、実際に団体に所属していく中では後継者不足ということで悩んでいるというような団体というのが多くある。そういった団体を、実際に自分たちで終わりでいいやなんて考えている団体というのはほとんどないと思いますし、やはり新しい同志というのを見つけたいという思いというのはあると思いますし、そういった新しい人たちが来てくれればまた五泉の活性化にもつながるというのは当然の話だというふうに考えていますんで、やはりそういった今は興味がない、また今の生活が大変でそんな余裕もないというような方でも参加できる、参加して生きがいを見つけられる、これからの五泉市ですばらしいところだと思っていただけるようにやるには、やはりそういった苦しければちゃんと補助なりなんなりやっていくぞというような支援というのは必要だと思うんで、それはぜひ考えていただきたいというところであります。  最後に1つ伺いますけれども、これから報酬等審議会を開く予定はあるのか。私としては、しっかりと市長の給料なり、また議員の給料なりというのは市民の声で削減していくべきだというふうに考えておりますけども、そのあたり開く予定、考えというのはあるのかないのか、そのあたりはいかがでしょうかね。 ○副議長(剣持雄吾君) 落合総務課長。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(落合英昭君) 報酬等審議会につきましては、市長のほうから諮問を受けて、それに基づいてまた答申を行う機関でございます。それについては、また市長のほうから指示があれば開くことになろうと思っております。 ○副議長(剣持雄吾君) それでは、以上で本日の一般質問を終了いたします。 ○副議長(剣持雄吾君) 本日はこれにて散会いたします。              午後 4時25分 散会...